冬におけるいびき対策の実態を探る
冬は乾燥した空気や冷えによって、いびきが悪化しやすい季節であることは多くの人が実感しているでしょう。家族に指摘されたり、自分自身が気になることもあるかもしれません。そんな冬に、一般社団法人 いびき無呼吸改善協会が実施したいびき対策に関する調査は、多くの示唆を与えてくれます。
冬のいびき対策に関する調査背景
いびきは単なる音の問題ではなく、睡眠の質や日中の疲労感とも密接に関わっていることが知られています。特に冬は気道の狭まりや姿勢の固定、飲酒の増加などが原因で、いびきがさらに悪化しがちです。
しかし、多くの人々がどのような対策を講じれば良いのか、また病院に行くべきかどうかの判断に苦慮しています。そこで、この調査では実際に行われたいびき対策の詳細とその効果を可視化しました。
調査結果の概観
調査対象は20〜60代の男女300名で構成され、冬のいびき対策を実際に実施したことがあるかどうかを問いました。
1. 主な対策
この冬に割かれた対策は主に、以下の通りです。
- - 横向きで寝ること: 21.0%
- - 枕の高さを調整: 17.3%
- - 部屋の加湿: 16.6%
- - マスクを着用: 10.1%
- - スマホの使用を控える: 7.0%
- - その他: 28.0%(例えばアルコールを控える、口テープを使用するなど)
特に、横向き寝は多くの人に支持されています。それだけ手軽に実行できる方法なのかもしれません。
2. 効果の実感
実施した対策の中で最も効果を感じたのも「横向きで寝る」ことが28.1%とトップでした。
いびきの改善度については、約68.3%が「改善した」と回答。実際、効果を実感する人は多いものの、大きな改善を感じた人はわずか6.3%にとどまっています。
3. 医療機関への相談意識
約7割の人が「いびきが改善しない場合は医師や専門家に相談すべき」と認識している一方で、相談に対する障壁も浮かび上がっています。特に「費用がかかりそう」「どの診療科に行けば良いかわからない」という理由が大半を占めています。このような理由から、実際には相談をためらっている人が多いようです。
いびき対策と受診の重要性
調査結果を総合すると、冬のいびき対策では「横向き寝」や「加湿」といった手軽な対策が一定の効果をもたらす一方で、自己流だけでは限界があることも指摘されます。特に改善が見られない場合には、早めに専門家に相談することが重要です。
代表者のコメント
いびき無呼吸改善協会の代表理事である竹田浩一氏は「いびきは単なる生活習慣の影響だけでなく、背景には睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの病気が隠れている可能性もある」と語ります。
意識的に生活習慣を見直し、必要に応じて専門的な医療に頼ることも重要です。まずは自分の身体の状態を把握し、正しい情報を持つことが改善への第一歩となるでしょう。
調査の詳細
- - 調査主体: 一般社団法人 いびき無呼吸改善協会
- - 調査期間: 2026年1月25日〜1月26日
- - 調査方法: インターネット調査
- - 有効回答数: 300名