株式会社NOVARCA、ASEAN企業との協業支援プログラムに採択
株式会社NOVARCAは、経済産業省の「日本のスタートアップによるASEAN企業との協業を通じた海外展開促進事業」に採択されました。このプログラムの目的は、ASEAN地域における社会課題の解決に向けた日本のスタートアップの取り組みを支援することであり、NOVARCAはその重要な役割を果たしていくことになります。
背景と目的
近年、ASEAN諸国は高い経済成長を遂げる一方で、急激な社会変化によるさまざまな課題が浮上しています。これらの問題を解決するための効果的なソリューションを持つ日本のスタートアップは多く存在していますが、実際に現地企業と協業するためには、適切なパートナーの選定や効果的なアプローチ方法、一連の現地エコシステムの構造に基づくネットワーク構築が必要です。NOVARCAはこれらの課題に立ち向かい、日本のスタートアップがASEAN地域で成功するためのサポートを提供します。
本事業の内容
このプログラムでは、ASEAN地域でビジネス展開を考える日本のスタートアップに対し、個別のメンタリングを通じて戦略の練り上げ支援、現地パートナー企業の探索を行います。また、商談への同席やピッチイベントの準備に対するアドバイスなどのサポートを行い、具体的な協業内容として共同事業や共同研究、資本提携、そしてジョイントベンチャーの設立などを目指します。この結果、より多くの日本のスタートアップがASEAN市場に進出し、社会貢献を果たすことが期待されます。
NOVARCAのビジョン
NOVARCAは「国境の先に、新常識を。」というビジョンを掲げ、グローバルに活躍するための越境ビジネスプラットフォームを提供しています。昨今の日本経済は「失われた30年」に象徴されるように長期低迷しており、人口減少による内需の低下が懸念されています。一方で、アジアでは急速な経済成長が続いており、日本企業にとって新たな販路を開拓することは、今後の活性化に向けた重要な課題です。
このような状況下で、NOVARCAは自社のデータ解析技術を基盤として、日々進化を続ける越境ビジネスプラットフォームを通じて、日本企業のグローバルな成長を後押ししていきます。また、社会課題の解決に貢献するSDGsにも対応し、持続可能なビジネスモデルの構築も目指しています。
NOVARCAの沿革
NOVARCAの歩みは2015年に始まり、ここ数年で急速な成長を遂げています。
- - 2023年3月:グローバル成長を加速するために新たに社外取締役を招聘。
- - 2022年12月:社名を「株式会社NOVARCA」に変更し、KANDA SQUAREに本店移転。
- - 2022年10月:シリーズC資金調達を実施。
- - 2021年2月:日本で唯一の「ダイヤモンド」を受賞。
- - 2018年4月:越境ECプラットフォームを発表。
これらの取り組みを通じて、NOVARCAは国際的な協業を通じて日本ブランドの浸透を図り、次なるステージへと進化していきます。
まとめ
日本企業がASEAN地域での展開を選択する際、NOVARCAのような企業が支援に立つことはますます重要となります。今回の経済産業省の事業採択がきっかけとなり、NOVARCAはさらなる成長を遂げるでしょう。国境を越えて新たな常識を築くために、共に日本とASEANの未来を切り開いていくことが期待されます。