熊大まちなかキャンパス「災害を伝え学び次に備える」展
熊本大学が拠点を置く熊大まちなかキャンパスでは、災害の教訓を伝えるための特別な展示会「災害を伝え学び次に備える」を開催します。この展示は、同大学とニューコ・ワン株式会社との共同企画であり、地域の皆さんに向けた重要な教育活動となっています。
展示の目的と内容
本展示では、熊本大学の「くまもと水循環・減災研究教育センター」の地域デザイン部門によるデジタルアーカイブ室の取り組みが紹介されます。特に、同アーカイブ室が構築した「ひのくに災史録」では、熊本地震を含む地域の災害の歴史やその教訓を記録し、次の世代に引き継ぐ努力がなされています。このような活動は、未来の災害に備えるために必要不可欠なものです。
震災から8年が経過し、記憶が薄れつつある今だからこそ、災害の教訓を誰もが「自分ごと」として受け止めることが大切です。本展示では、パネルによる分かりやすい紹介を行い、観覧者に深い理解を促します。
トークイベントの開催
また、展示期間中の11月30日(土)には、「アーカイブをデザインする」というテーマでトークイベントが開催されます。このイベントでは、研究者とデザイナーが一堂に会し、災害関連のアーカイブの重要性についての見解を共有します。講演者には、熊本大学の田中尚人准教授や竹内裕希子教授、デザイン事務所の中川哲子氏が参加予定です。関心のある方は、参加費が無料であることもあってぜひご参加ください。
開催情報
- - 開催期間:令和6年11月27日(水)〜12月3日(火)
- - 開催時間:10:00〜18:00
- - 開催場所:蔦屋書店熊本三年坂地下1階イベントスペース(熊本市中央区安政町1-2)
参加方法
イベントには、事前申し込みが必要です。定員は30名で、先着順となりますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。申し込みは、
こちらのリンクから行うことができます。定員に空きがある場合は、当日の参加も受け付けていますが、事前申し込みをお勧めします。
お問い合わせ先
何か質問がある場合は、熊本大学の総務部総務課広報戦略室までお気軽にご連絡ください。電話番号は096-342-3119です。
展示会を通じて、地域の皆さんが災害について深く考え、学ぶ機会となることを期待しています。ぜひ、お越しください!