自ら考え行動するためのチーム育成セミナーとは
近年、企業において管理職の業務負担が増加し、部下への適切なケアが難しくなってきています。これによって、離職率の上昇やモチベーションの低下が課題として浮き彫りになっています。こうした背景を受け、令和5年8月19日(火)に開催される「新たな課題に自ら考えて行動するわくわく自走チーム育成講座」では、参加者が自走型人材としてのスキルを身につけることを目的としています。
この講座は、昭和医科大学のストレスマネジメント研究所の中尾睦宏教授と、株式会社リーディング・イノベーションの代表取締役社長、芦澤誉三氏が講師を務めます。セミナーでは、日本企業が直面する課題とその解決策について深く掘り下げ、管理職の負担軽減がどのように企業の持続的成長に寄与するかを考えます。
セミナーの詳細と流れ
開催日時は2025年8月19日の午後1時30分から5時まで。受講方法はオンラインで、Zoomウェビナーによるライブ配信と、アーカイブ配信が用意されています。参加者は、都合の良い時間に何度でも視聴できるため、忙しい方にも配慮された環境が整っています。
重点講義内容
中尾教授が講義を担当するセクションでは、次のようなポイントが挙げられています。
1.
ハーバード式ストレスマネジメント
- 日本独自の文化とストレス原因の理解
- ストレスマネジメントの実践方法とその効果
2.
気持ちマネジメントの基本
- 自己効力感を育むメカニズム
- わくわく自走チームを作るためのマネジメントのポイント
続いて、芦澤氏による深く考える力と検討プロセス設計の講義では、AI時代におけるスキルの重要性が示されます。
- 業務における生成AIの価値
- 強制、模倣、自主という段階を通じた育成方法
わくわく自走人材とは
この講座では、「わくわく自走人材」という新たな概念も紹介されます。自発的に行動し、主体的に挑戦する人材を育成することが、組織全体の生産性向上や働きがいの向上に繋がると考えられています。参加者はこのセミナーを通じて、自走するチームの役割や育成方法に対する理解を深めることができるでしょう。
期待される効果
わくわく自走人材の増加には以下のような効果があります。
- - 自発的な意見や提案の活性化
- - 自律的な業務改善への取り組みの増加
- - 高い目標への挑戦意欲の向上
- - 離職率の低下による組織の定着率改善
これらが実現することで、管理職の負担軽減にもつながります。セミナーを通じて、気持ちマネジメントや新しい課題解決プロセスの設計力を学んだ参加者が、より効果的にチームをまとめていく力を養えることを期待しています。
お問い合わせ先
セミナー参加希望者や詳細情報を希望される方は、新社会システム総合研究所にお問い合わせください。
新社会システム総合研究所は、法人向けのビジネスセミナーを年間約500回開催し、常に最新の情報を提供していくことを目指しています。受講者が企業活動の中で直面する課題に対して、解決策を見いだし、実行に移すためのスキルを身につけることをサポートしています。