テラジマアーキテクツが手掛けた住宅、LIXILメンバーズコンテストで受賞
東京・神奈川エリアにおいて注文住宅の設計及び施工を行う株式会社テラジマアーキテクツが、2024年の「LIXILメンバーズコンテスト」において地域優秀賞を受賞しました。このコンテストは、全国14,000社以上の工務店やリフォーム店が参加し、住む人々にとっての「良い住まい」と「良い暮らし」を実現するための優れた住宅を競う場として知られています。テラジマアーキテクツが受賞するのは2013年以来、11回連続となります。
受賞作品の概要
受賞作品は神奈川県横浜市に位置する「眺望と庭を愉しむL字型の家T様邸」という住宅です。この物件は、2023年12月に竣工予定で、延床面積は202.32㎡。基本性能は木造で耐震構法のSE構法を採用しており、外張り断熱工法が用いられています。高台に建つこの家は、施主の両親が所有していた家の建て替えにあたるものです。施主からは「モダンなデザイン」「機能性の追求」「木の意匠を生かしたい」という要望がありました。
空間構成の細部
L型の設計のこの住宅は、高台からの美しい眺望を最大限に生かすことを目的としています。建物は庭を取り囲むように配置され、大きなデッキが室内外の空間をつなぎ、開放的な居住空間を演出しています。1階にはLDK(リビング・ダイニング・キッチン)や水回りが集約され、家族の共有ゾーンとして機能しています。2階にはプライベートエリアとして寝室や子ども部屋、書斎が配置されており、明確なゾーニングがされているのが特徴です。特に30帖もの広さのLDKは、ダイニングとリビングの間に引き戸を設けることで、空間の柔軟性を持たせています。
デザインの工夫
モダンテイストでありながら、温かみのある木の意匠を取り入れたデザインが施されています。リビングの天井には木材を使用したいという要望もありましたが、条件に応じて天井ではなく、軒天に木を使用するなどしてバランスよく仕上げています。このように、デザインへの配慮が随所に見られます。
テラジマアーキテクツの理念
テラジマアーキテクツは、設計から施工、アフターケアに至るまで「顔の見える家づくり」をモットーにしています。66年の歴史を持つ同社は、都市の環境やライフスタイルに最適化した住宅設計を追求し続けています。「上質な暮らしの創造」をビジョンに掲げ、住まい手の多様な価値観を反映した家づくりを行っています。
テラジマアーキテクツでは、ただ性能やデザインに優れた住宅を提供するのではなく、住む人々の暮らしをより良いものにするための住まいを提供することに重きを置いてワークしています。
さらに詳しい情報や作品については、テラジマアーキテクツの公式ウェブサイトをご覧ください。