伊予市が地域活性化に挑む新たな試み「iProject!」
愛媛県伊予市では、地域の特産品を活用した活性化プロジェクト「iProject!(アイプロジェクト)」が進行中です。この事業は、伊予農業高等学校、松山大学、そして民間事業者が協力し合い、地域の魅力を最大限に引き出す取り組みとして注目されています。2012年から始まったこのプロジェクトは、今や多くの市民や学生が参加し、新たな地域の未来を作る一助となっています。
佐伯矩博士の業績にインスパイアされた取り組み
伊予市は、このプロジェクトを通じて、地元出身の偉人である佐伯矩博士の功績にも光を当てています。佐伯博士は、大根から消化酵素「ジアスターゼ」を発見したことで名を馳せました。それにちなんで、プロジェクトでは大根を取り入れたオリジナルメニューの開発に挑戦。伊予農業高校の生徒がレシピを開発し、松山大学の学生が消費者視点からその内容をブラッシュアップしてきました。地域の特産物を利用し、学生たちが主体となったメニュー作りは、既存の枠にとらわれない新しいアイデアを生み出す源となっています。
開催間近の最終提案成果発表会
この度、iProject!の成果を発表する「最終提案成果発表会」が、伊予農業高等学校にて開催されます。発表会では、学生たちが心を込めて開発したメニューについてプレゼンテーションを行い、その後、民間事業者の方々に試食して頂く予定です。
発表会の詳細
- - 日時: 令和7年10月28日(火) 15:00~15:50
- - 場所: 伊予農業高校調理室(愛媛県伊予市下吾川1433)
- - 提案メニュー: 大根コロッケ、大根チップ
この発表会は、地域のさらなる発展に繋がる第一歩として、多くの注目を集めています。多くの市民や関係者にとって、未来の食文化や地域活性化のヒントが詰まった貴重な機会となることでしょう。
参加の呼びかけ
伊予市では、取材や参加申し込みをお待ちしております。取材希望の方は、事前に申し込みが必要ですのでご注意ください。地域の未来を共に考える場として、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです。
お問い合わせ
伊予市の「iProject!」による地域活性化、ぜひその目撃者となってください!