MiDATA、琉球大学にてAI教育推進のための講義を実施

MiDATAが提供したAI教育講義

株式会社MiDATA（東京都中央区）は、2025年2月3日から7日まで琉球大学数理・データサイエンス・AI教育推進室で特別集中講義を開催しました。このプログラムは、AIソリューションを実務に生かすための重要なステップとなるものであり、参加者には課題解決型の学習であるPBL（Project Based Learning）が導入されました。

PBLの重要性

PBLは、学生が実際の社会課題に取り組みながら学ぶ形式の授業です。受講生たちは実践的な課題を解決するために、問題分析やデータ処理のスキルを活かしました。今回の取り組みでは、株式会社リンクバルのマッチングアプリ「CoupLink」に搭載されている画像検知AIの改善をテーマに、約1ヶ月間かけてのプロジェクトが実施されました。

具体的な進め方

講義の開始時には、ドメイン知識やプロジェクトの背景、目的及び期限が共有され、参加者はチームを編成しました。その後、彼らは自由にデータを扱い、計画を立てて問題解決に取り組みました。講師陣は各チームの進捗に応じてアドバイスやリソースを提供し、最後には既存のシステムに新たに開発したモデルを統合するかどうかの意思決定を促しました。

受講生の反響

受講生の中からは、「機械学習の実装が初めてで、大変興味深かった」「データ分析の考え方を深められた」との感想が寄せられました。実際のデータを扱うことで、授業では触れられない課題や課題解決の複雑性にも直面し、貴重な経験を得ることができたようです。

教育の展望

AIやデータサイエンスを活用した課題解決スキルを身に付けるためには、実社会のプロジェクトの経験が不可欠です。そのため、MiDATAは今後も産学連携を強化し、学生たちが実際のプロジェクトを通じて学ぶ機会を拡充していく考えです。

また、企業向けには実ビジネスに基づいた実践的な研修プログラムも展開予定です。この活動は、今後のデータサイエンスを目指す新たな才能のために、より実践的な学習環境を提供するものと期待されています。

MiDATAについて

MiDATAは、AI開発の高い専門性と豊富な実績を背景に、企業が抱える多様な課題に応じたソリューションを提供しています。機械学習、数理最適化、レコメンデーションシステム、画像解析などの分野を専門とし、AIを活用することで、事業価値の向上を目指します。企業向けにはAI開発コンサルティングサービスを通じて、さまざまな業種のクライアントの競争力を高めています。

私たちの取り組みは、AI技術の進展とともに、ますます重要なものとなるでしょう。今後もMiDATAは教育と実務を結びつけ、次世代のAI人材を育成していくことに注力していきます。