障害福祉総合支援コースの共同開発
株式会社アイエスエフネットジョイ(以下、アイエスエフネットジョイ)と株式会社サン・プランナー(以下、サン・プランナー)は、障害福祉分野で新任職員を対象とした「障害福祉総合支援コース」を共同で実施することを発表しました。このコースは、地域の福祉や介護分野で新たに職に就く職員が専門知識を習得し、早期に現場で活躍できるよう支援するものです。
協業の背景
現在、障害福祉サービスは多岐にわたり、支援方針は事業所ごとに異なります。そのため、新卒や未経験者が現場に入る際、様々な不安や戸惑いを抱えがちで、これが現場職員へのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)負担を増加させています。サン・プランナーは、4月に新たに設立する新人研修プログラム内で、この障害福祉分野に特化したコースを立ち上げることを検討しており、アイエスエフネットジョイに協力を求めたことが、今回の共同開発のきっかけとなりました。
2025年12月末に行われたキックオフミーティングを経て、両社は現場実績に基づくノウハウを生かしたカリキュラムを共同で構築することに成功しました。これにより、職員のOJT負担を軽減し、早期戦力化を図ることが可能になりました。
障害福祉総合支援コースの構成
このカリキュラムは、新任職員の成長段階に配慮して設計されています。障害福祉の基礎から、障害特性の理解、チームでの連携を学ぶ一連の流れで構成されており、以下のように5日間のプログラムで行われます。
一日目: 障害福祉の全体像
初日は、障害福祉の全体像と支援者の基本姿勢について学びます。社会福祉制度論や、福祉専門職としての倫理を理解します。
二日目: 障害特性の理解
障害特性について深く理解するため、特にASD(自閉症スペクトラム障害)、知的障害、精神障害、発達障害を正しく認識する力を育てます。表面的な行動の背景を推測する視点を養います。
三日目: コミュニケーションと支援技術
実践的な支援技術を学ぶ日です。わかりやすい伝え方や視覚支援、環境調整の方法をロールプレイを通じて習得します。
四日目: 安全管理と虐待防止
障害者虐待防止法の基礎を学び、事故予防や危険予測のトレーニングを行います。安全に配慮する視点を育てることが目的です。
五日目: チーム支援と理解度テスト
最新のケース記録方法や多職種連携の重要性を学び、セルフケアやコーピング演習を通じてストレス管理を学習します。理解度確認のためのテストを実施します。
企業としての展望
今回の協業はアイエスエフネットジョイにとって、新たな研修サービスの提供への第一歩です。福祉業界に新しく参入する人々の成長を支援するため、様々な方向けの研修を計画しています。また、障害者雇用担当者の育成研修など、多岐にわたるプログラムを展開予定です。社会全体の多様性を推進し、福祉サービスの質を向上させることに寄与していく考えです。
サン・プランナーは、企業の人材育成をサポートし、「マーベリック・カンパニー」として新しい価値を創出していくことを目指しています。様々な企業や専門機関と連携し、静岡からの発信を強化し続けていきます。
まとめ
アイエスエフネットジョイとサン・プランナーの共同開発による「障害福祉総合支援コース」は、障害福祉業界において新任職員が早期に現場で活躍できるようにするための重要な取り組みです。両社の取り組みは、今後の福祉業界の発展に寄与することでしょう。