無印良品の新しい住まい創造
無印良品の住空間事業部門を担うMUJI HOUSEと独立行政法人UR都市機構が、生活スタイルに新たな価値を提案する「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは、2012年度に関西からスタートし、現在では全国の団地に広がりを見せています。新たに展開される「MUJI×UR Plan+S」シリーズでは、収納に特化したプランが全国3つの団地で発表され、令和7年2月から入居者の募集が行われます。
新プランの特徴
新たに公開されるプランには、日常生活に必要な収納の充実が図られています。具体的には、以下の3団地で4つの新しいプランが用意されています。
1. ###
金町第二団地(東京都葛飾区)
プラン: 2LDKRe+S
押入を一部撤去して光と風を通すトンネルを設け、柔軟にワークスペースや収納として活用可能な空間を創出。
2. ###
北本団地(埼玉県北本市)
プラン: 2LDKRe+S
部屋の中心の物入を撤去することで、空間のつながりを強化。北側の和室へも光が届くデザイン。
3. ###
箕面粟生第3団地(大阪府箕面市)
プラン: 1LDKRe+S
壁を取り払い、より開放的なリビングスペースを提供。ユーティリティスペースも多目的に使用可能。
また、第3団地の一部住戸では、MUJI×UR共同開発のパーツを取り入れた「MUJI×UR Parts Room」が展開され、居住空間の多様性を高めています。こうしたリノベーションによって、従来の古い団地のイメージを刷新。現代のニーズに合わせた新たな住まい詳しくはModel Roomの見学会でも確認が可能です。
特徴的な部屋の例
入居者が共通して使うことが前提の団地ともあって、耐久性や使い勝手も重視されています。各プランは、入居者のライフスタイルに合わせて自由にアレンジでき、選択の幅が広がります。例えば、金町第二団地の部屋では、現代の生活スタイルに合わせた間取り変更が可能です。また、箕面粟生第3団地の部屋では、可動式のキッチンテーブルを完備しており、シチュエーションに合わせた配置が楽しめます。これにより、家族や友人との団らんをより一層楽しむことができます。
今後の展開
MUJI×URプロジェクトは、過去にも60以上の団地で展開されており、これからも各地で新たなプラン募集が計画されています。特に関東や関西においては、少しずつ新しいスタンダードを作り上げている様子が伺われます。住空間のリノベーションを通じて、都市部での生活の質を向上させるこの取り組みが、今後どのように進展していくのかに注目が集まります。
さらに、住戸募集のスケジュールは適時発表され、お問い合わせについてもUR都市機構の公式サイトを通じて対応が行われています。新たに発表されるプランに興味のある方は、ぜひ直接確認してみてください。MUJIとURが手がける現代的で機能的な住まいの提案は、今後の住環境に一石を投じることでしょう。