萩博物館の特別企画展「シン・萩の世界遺産」
開催概要
山口県萩市にある萩博物館では、世界遺産登録10周年を記念した特別企画展「明治日本の産業革命遺産 - 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 - 」がスタートします。この展示は、明治時代の日本の産業発展を象徴するもので、萩市内に点在する5つの資産を中心に構成されています。
開催期間
- - 会期: 令和7年3月15日(土) ~ 7月6日(日)
- - 休館日: 令和7年6月11日(水) ~ 6月13日(金)
会場・時間
- - 会場: 萩博物館(山口県萩市堀内355)
- - 開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金
- 大人: 520円
- 高校・大学生: 310円
- 小・中学生: 100円
- 【団体割引】: 20名以上で20%引き
- 【障がい者割引】: 20%引き
展示内容
企画展では合計88点の展示資料が用意されています。実物だけでなく、複製や写真パネルも含まれています。そして特に注目すべき資料として、井上勝が英国の恩師に贈った「逢坂山隧道竣工記念小箱」や、高杉晋作の日記「東帆録」などが初公開されます。
特別講演会とギャラリートーク
また、企画展に関連する特別講演会とギャラリートークも開催されます。
1.
特別講演会: 「ここまでわかった!萩の世界遺産」
日時: 令和7年5月24日(土) 14:00~15:30
講師: 道迫真吾
会場: 萩博物館 講座室
定員: 100人(参加費無料、申し込み不要、先着順)
2.
ギャラリートーク:
日時: 令和7年4月12日(土)・6月21日(土) 各回14:00~14:45
参加費: 無料(ただし展示観覧料は必要)
概要: 学芸員が展示の見どころを解説。企画展示室に集まってください。
マンガで学ぶ世界遺産
さらに「マンガでわかる!萩の世界遺産」という企画があり、展示で使用されるマンガの一部がインターネットで閲覧可能です。マンガは、萩市観光協会の公式サイトに特設ページを設け、順次公開されます。
公開スケジュール
- - 第1話: 令和7年3月15日(土) 萩城下町
- - 第2話: 令和7年3月29日(土) 恵美須ヶ鼻造船所跡
- - 第3話: 令和7年4月12日(土) 大板山たたら製鉄遺跡
- - 第4話: 令和7年4月26日(土) 萩反射炉
- - 第5話: 令和7年5月10日(土) 吉田松陰密航失敗
- - 第6話: 令和7年5月24日(土) 松下村塾
- - 第7話: 令和7年6月7日(土) 長州ファイブ
このように、様々な角度から「萩の世界遺産」を楽しめる機会が提供されています。新しい形の学びと文化体験を提供するこの企画展、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。