寄付者の負担を軽減する新機能
寄付の形式が進化している中、寄付決済プラットフォーム「Syncable」を運営する株式会社STYZ(所在地:東京都渋谷区)は、寄付管理業務を効率化するために新機能「領収書らくらく自動送付機能」を発表しました。これは、寄付者に対して自動的に領収書を送付することができるという画期的なシステムであり、寄付者の手間を大幅に軽減します。
この機能の登場により、寄付者は面倒なダウンロードや手動での送付作業から解放されます。従来は寄付した後に領収書を手動で送付する必要がありましたが、今回のアップデートによって、寄付の完了と同時に自動で領収書が送られる仕組みが整いました。これにより、寄付者にとっての利便性は飛躍的に向上しました。
オリジナル領収書の設定が可能に
また、この新機能は寄付控除対象団体でも柔軟に利用できるように、オリジナルの領収書を設定することも可能となっています。寄付を受ける団体は、団体管理画面の「領収書設定」で、種類別の領収書を設けることができます。これにより、認定NPO法人や一般社団法人など、さまざまな団体が自らのスタイルに合った領収書を発行でき、寄付者の信頼をさらに高めることができるでしょう。
自動送付の手順
自動送付機能を利用するには、団体管理画面の「領収書設定」で「らくらく自動送付」を選択します。この設定を行うことで、寄付者が寄付を行った際に、Syncableから自動的に領収書が送付されます。寄付完了後には、寄付者宛てに送られるメールに「領収書をダウンロードする」リンクが含まれ、またSyncableのマイページでの確認も可能です。ログインなしで寄付を行った場合でも、特別な寄付履歴ページで確認できるため、寄付者にとって非常に便利です。
リリース直後は、すべての団体が「手動送付」に設定されていますが、必要に応じて「らくらく自動送付」に変更することで、この便利な機能を活用できます。どちらの送付方法でも、団体の管理画面からいつでも寄付履歴を確認できるため、安心して利用できます。
Syncableとは
Syncableは、社会にオルタナティブなお金を生み出すことをミッションとしており、非営利団体向けに寄付を募るシステムを提供しています。2016年のリリース以降、5,000団体以上が登録し、国内最大級のデジタルファンドレイジングサービスとなっています。また、代表の田中辰也氏が率いる株式会社STYZは、寄付決済サービスの他にもインクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」を運営し、社会問題の解決に向けた取り組みを行っています。
今後も、Syncableは寄付文化の醸成と非営利活動の支援を行い、より多くの団体や寄付者に喜ばれるサービスを提供し続けることを目指しています。寄付に関する新機能や運営状況については、公式サイトやFAQを参照してください。
詳細な設定方法や機能については、
こちらのFAQをご確認ください。