1ST CRACK COFFEE CHALLENGEの魅力に迫る
味の素AGF株式会社がオフィシャルスポンサーとして協賛する「1ST CRACK COFFEE CHALLENGE」(以下、1CCC)がいよいよ2025年を迎えます。この大会は、若手焙煎士たちの発見や育成を目指すイベントであり、コーヒー業界の未来を担う人材が集まる場となっています。
1CCCのユニークな特徴
1CCCは、2022年からGiesen Japanによって設立されました。大会の特徴は、「お題となる焙煎豆に近い味のコーヒー豆を焙煎すること」で技術を競う点です。これは、単に美味しいコーヒーを作ることを目的とした他の大会とは一線を画しています。
味の素AGFは、コーヒーのアロマ分析における技術力を活かし、選考プロセスを科学的に支援しています。具体的には、ガスクロマトグラフィーを使ったアロマ分析により、焙煎技術を評価。科学と感性の両面から、選手たちの技術をサポートします。
大会の流れと評価方法
「1ST CRACK COFFEE CHALLENGE 2025競技会」の詳細は以下の通りです。開催は2025年7月から9月までで、予選を通過した選手が決勝に進みます。
- - 1次予選: 2025年7月11日(金)
- - 2次予選: 2025年8月上旬
- - 3次予選: 2025年8月15日(金)
- - 決 勝: 2025年9月13日(土)
評価方法としては、予選での科学的な分析によって得られたデータに基づき、ジャッジによるカップ評価を組み合わせて行います。決勝では、選手が「あなたが伝えたいコーヒーの今とこれから」というテーマでプレゼンテーションを行います。
今回の大会の見どころ
2025大会では、味の素AGFが展開するブースも登場。業務用の粉末飲料紹介や、廃棄コーヒー粉を活用した「Aroma Loop」というエコカップの展示も行います。このプロジェクトは、持続可能な社会を目指す試みの一環で、コーヒー以外の領域でも広がっていく可能性を秘めています。
さらに、一般客向けのラテアートチャレンジも用意されており、来場者自身もコーヒーの楽しさを体験できるようになっています。
若手焙煎士への支援
味の素AGFは、この大会を通じて若手焙煎士たちの挑戦を支援し、コーヒー業界をより活性化させることを目指しています。業界関係者だけでなく、多くのコーヒー愛好者が集まり、このイベントが新たな才能の発見につながることを期待しています。
おわりに
1ST CRACK COFFEE CHALLENGEは、単なるコーヒー大会ではなく、参加者同士の技術交流や新しいアイデアの実現を促す場です。今後も味の素AGFは、このような取り組みを通じて「ココロとカラダの健康」への貢献を目指していきます。