株式会社miiboが新たに提携した「さくらの生成AIプラットフォーム」
株式会社miibo(東京都港区)は、さくらインターネット株式会社の「さくらの生成AIプラットフォーム」におけるAIアプリケーション連携において、第一号パートナーとして選ばれました。この提携により、両社は生成AIを用いたアプリケーションの開発を加速し、企業や自治体における業務の効率化を実現するための基盤を提供します。
提携の背景と目的
近年、企業や教育機関での生成AIの活用が高まる中、特に安全性やデータ管理の観点から国産のAIソリューションへのニーズが増しています。こうした状況を受けて、miiboとさくらインターネットは連携し、ノーコード会話型AI構築サービス「miibo」とさくらの生成AIプラットフォームの技術を組み合わせることにより、国内のクラウド基盤からアプリケーションまでを一貫して提供する総合的な生成AIソリューションを実現します。
連携による主なメリット
1.
国内完結型のセキュアなAI環境
さくらの生成AIプラットフォームを利用することで、データの通信や保管が国内で完結され、特にセキュリティやコンプライアンスが厳しい企業や公共機関でも安心して利用できる環境が整います。
2.
ノーコードによる簡易なアプリケーション開発
プログラミングの専門知識がなくても、高度な会話型AIの開発ができる「miibo」によって、開発のハードルが大きく下がります。これにより、より多くの企業や団体がAIアプリケーションを手軽に開発できるようになります。
3.
高性能GPUを活用した処理基盤
「高火力」クラウドサービスに搭載されるNVIDIA H100 TensorコアGPUが、miiboのAI環境を支え、高速かつスケーラブルなAIを実現します。
導入事例:京都芸術大学での試験導入
この連携の第一段階として、学校法人瓜生山学園京都芸術大学において、さくらの生成AIプラットフォームとmiiboを用いたAI環境が試験導入されました。この取り組みでは、実際の授業内で学生とAIが協働し、新しい学習体験を創出することを目指しています。学生にとって寄り添うAIの開発に挑戦する意義深い試みです。
今後の展開
miiboは、「さくらの生成AIプラットフォーム」の技術を駆使し、国内での生成AIの社会実装を加速する方針です。両社の技術を融合し、日本国内における安全で実用的なAIソリューションの普及に貢献していく予定です。
本事業により、人々が「やらなければならないこと」ではなく「やりたいこと」に時間を使える社会の実現を目指しています。AIは「人や社会の幸せを拡張する存在」として、今後も提供し続けます。
会社概要
「AI Joyboost! AIで、人を社会を幸せにする」をビジョンに掲げ、2023年に創業した株式会社miiboは、ノーコードで簡単に実用的な会話型AIを開発できるプラットフォーム「miibo」を運営しています。プログラミング不要で、企業はGPTやClaude、Geminiなど20種類以上の大規模言語モデルを活用し、実用的なチャットボットを開発できます。多彩な機能により、多くの業種での導入が進んでおり、現在累計3万人以上のユーザーを持っています。
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