既婚男女が語る、恋人を結婚相手として意識する瞬間とは

結婚相手紹介を行う株式会社オーネットは、全国の25～34歳の既婚者611名を対象に、「恋人を結婚相手と意識した場面」に関する調査を実施しました。恋愛から結婚に至る過程の中で、恋人を結婚相手として捉え始める瞬間は、人生の転機の一つです。本記事では、その調査結果を基に恋愛感情がどのように変化するのかを見ていきます。

調査結果の概要

今回の調査では、交際中にどのようなきっかけで恋人を結婚相手と感じるようになったのかを掘り下げました。調査結果によれば、特に多くの回答が寄せられた場面は以下の通りです。

1. 性別による意識の違い

男性と女性では、結婚を意識する瞬間にいくつかの違いが見受けられました。例えば、男性が「信頼できる相手だと確信した」と答えた割合は18.2%でしたが、女性は21.3%と高くなっています。また、男性は「年齢を考えた」との回答が高く、15.9%が年齢を理由に挙げていますが、女性はわずか9.8%に留まり、価値観の違いが浮かび上がります。

2. 結婚に対する意識の変化

交際中に「結婚しよう」と思った瞬間について、他にも「相手との将来をリアルに想像できた」との回答もあり、男性は10.5%だったのに対し、女性は9.2%でした。この数字から、男女それぞれの考え方や価値観の違いが見えてきます。

意思の伝達

調査では、心境が変化した際に相手にその思いを伝えたかどうかも尋ねました。全体的に見て、「言葉にはしなかったが態度や雰囲気で思いを伝えた」が最も多く、特に女性の40.1%がその傾向を示しました。男性はその反応として35.3%が直接言葉で伝えたと答えています。このことから、女性は感情を表現することに積極的であるのに対し、男性はプロポーズの特別な瞬間に感情を集中させる傾向にあることが分かります。

3. 結婚に向けての影響

「結婚しようという心境を相手に伝えたことで、その後のプロポーズはスムーズに進んだか」という問いには、全体の約50%が「スムーズに進めた」と答えました。このことは、自分の気持ちを言葉や態度で率直に伝えることが、後に結婚へと進むうえで重要であることを示しています。

まとめ

オーネットが実施したこの調査から、恋人を結婚相手として考える瞬間は、思いの状態やその伝達の仕方によって男女間で非常に異なることが浮かび上がりました。大切なのはお互いの気持ちを理解し、共有すること。プロポーズに至るまでのコミュニケーションが、幸せな結婚へとつながります。日々の生活の中で、パートナーへの想いを忘れずに、大切にしていきたいものです。