闘病中の子どもたちを支援する新たな取り組み
株式会社Froritが、入院や在宅で療養中の子どもたちへ向けて、特別な360度3D実写VRコンテンツの無償提供を始めました。このサービスは、闘病生活を送る子どもたちが少しでも楽しい時間を過ごせるよう考えられたものです。今回の取り組みは、既に6年以上の実績を持つ「おもいで眼鏡」サービスを基盤にしており、業界初の試みとして注目されています。
「おでかけ眼鏡」の特徴
「おでかけ眼鏡」は、5分から10分程度の短い時間で楽しめるコンテンツが多数用意されています。これにより、闘病中の子どもたちがVR体験に伴う疲労や不快感を最小限に抑えることができます。具体的には、職業体験やヘリコプター搭乗体験、観光地巡り、さらには星空体験など、多彩なコンテンツが展開されています。
コンテンツの利用条件
体験はスマートフォンやVR機器を使用して行われますが、安全面に配慮するため、いくつかの制限があります。例えば、一般社団法人ロケーションベースVR協会のガイドラインに従い、7歳未満の子どもは2D体験となり、13歳未満の子どもの利用には保護者や主治医の同意が必要となります。
実施の流れと申し込み方法
この支援サービスは、大阪府や兵庫県、京都府などの医療機関向けに実施され、希望がある場合は体験機材を持参して説明を行います。サービス開始当初は、月に3件の体験を先着順で受け付けているとのことです。実施の流れは次の通りです:
1. お問い合わせフォームから申込みを行います。
2. 希望内容やお子様の病状についてヒアリングし、体験内容をご説明します。
3. 必要に応じて、主治医への説明を行います。
4. 当社スタッフが機材を持参して訪問し、ご希望のコンテンツを体験します。
このように、実際に子どもたちがVR体験を行うまでのサポートが行われるため、安心して楽しむことができるでしょう。
コンテンツ撮影への協力も募集
また、Froritでは、闘病児向けコンテンツの撮影に協力していただける施設や団体を募集しています。特に、子どもたちが興味を持つ鉄道の運転風景、スポーツ選手との対面体験、さらには楽しめる遊園地や水族館の撮影が求められています。さらに、youtuberやヒーローとの対面体験なども希望されています。
まとめとお問い合わせ
株式会社Froritは、医療機関や闘病児の家族に対して無償でコンテンツを提供することにより、より多くの子どもたちの支援を目指しています。利用には家族や主治医の承諾が必要となり、料金を取ることはできません。大切なコンテンツを通じて、闘病中の子どもたちに笑顔を届けるこの取り組みに、ぜひご注目ください。
興味のある方や詳細につきましては、以下のメールアドレスからお問い合わせください。
お問い合わせ先:
株式会社Frorit
担当:石橋佑介
メール:
[email protected]