Visbanが「Full Bloom 2026」に選出
株式会社Visban(ビスバン)は、東京都文京区に本社を構えるディープテック企業で、その革新的な通信技術が注目を浴びています。この度、同社は東急不動産株式会社とスクラムスタジオ株式会社が主催する事業共創プログラム「Full Bloom 2026」に選定されました。このプログラムには、世界中から集まった先進的な企業の中で、Visbanがエンタメ&メディア領域での代表として参加することとなります。
「Full Bloom 2026」とは
「Full Bloom 2026」は、ディープテック領域に特化した事業共創プログラムであり、前身である「Sakura Deeptech Shibuya Accelerator」から進化した形です。このプログラムのコンセプトは「コンテンツにイノベーションを起こす」とされ、渋谷の多様なカルチャーと先端技術を融合させることを目標としています。
2026年度には、日本、イスラエル、米国、英国、ニュージーランドから計13の企業が採択され、これらの企業はSAKURA DEEPTECH SHIBUYAを拠点に実証実験や事業開発を進めることになります。
Visbanの取り組み
Visbanは、このプログラムを通じて、日本企業、自治体、投資家、専門家との連携を深め、ゲーム、音楽、イベント、メディア、都市空間における新たな実証実験や共同開発の機会を模索します。特に注目すべきは、同社が開発した「V-Mesh™」技術です。この技術は、複数のNetwork-Controlled Repeater(NCR)をAIによって制御し、通信状況に応じて最適な経路を構築することができる分散型メッシュネットワークです。
ミリ波通信は高速かつ大容量のデータ伝送が可能ですが、障害物や曲がり角の影響を受けやすいため、屋内外を問わない安定したカバレッジの確保が課題です。Visbanはこの課題を解決し、創造性とエンターテインメント性を向上させることを目指しています。
新しい体験価値の創出
「Full Bloom 2026」では、Visbanの通信技術と、市場におけるコンテンツ企業、都市、施設が持つ資源や知見を組み合わせ、次世代エンターテインメントや没入型体験を実現するための具体的な方法を探ります。高精細映像やXR(拡張現実)、クラウドゲームなどの新しい体験を提供するためには、通信基盤の安定性が不可欠です。Visbanは、各種イベントやコンテンツ制作における実証実験を通じて、次世代の体験をリアルに体感できる社会を築いていくことでしょう。
Visbanの未来を見据えて
Visbanの代表取締役社長、エスビー・チャー氏は、「Full Bloom 2026の一員として、革新的な企業やコンテンツ企業との共創を楽しみにしています。次世代の没入型コンテンツを提供するためには、場所の制約を超えた高速通信基盤が必要です」と述べています。これは、今後のテクノロジーとエンターテインメントの融合における重要な一歩を踏み出す決意の表れであり、その進展が期待されています。
このように、Visbanは新たな通信技術の開発を通じて、エンタメの未来を変えることに注力しています。日本市場での事業展開が進む中、次世代のクリエイティブな体験を多くの人々に提供することが期待されています。