「きりんFRM」で医療業界初の診療報酬債権支払いを実現!医療機関の資金繰りを大幅改善

画期的な医療経営支援サービス「きりんFRM」



最近、きりん株式会社が提供を開始した新たなサービス「きりんFRM」は、医療業界において画期的な取り組みとして注目を集めています。このサービスは、診療報酬債権の予定額を当月中に支払い可能にするもので、医療機関の資金繰りに大きなインパクトを与えることが期待されています。

サービスの概要


「きりんFRM」には主に二つのサービスが含まれています。

1. キャッシュフロー改善サービス:医療機関が診療報酬明細書を支払基金に請求して入金を受けるまで通常約45日を要しますが、このサービスにより、きりんZEROの診療データを活用して当月中に立替払いを行います。これにより、医療機関はキャッシュフローを劇的に改善することができるのです。

2. レセプトチェックコスト削減サービス:このサービスは、複数のレセプト請求データを解析し、査定や返戻を可能な限り減らすことを目的としています。これにより、算定漏れを防ぎつつ、医療事務の負担軽減と収益性の向上を図ります。

サービス開始の背景


従来、ファクタリングは資金繰りが厳しい状況で行うものとしてネガティブに捉えられることが多かったのですが、きりん株式会社はその概念を変えようとしています。特に、患者に良質な医療を提供することに専念してもらうため、開業医が診療に集中できる環境を提供したいとの思いから、迅速な診療報酬の支払いを実現しました。株式会社りそな銀行との協力により、安心してサービスを利用できる体制を整えていることも注目です。

サービスの特徴と協業体制


「きりんFRM」では、以下の特徴があります。
  • - 診療報酬債権を当社が譲り受け、当月分を前払譲渡金額として医療機関に支払いを行います。
  • - 一括したレセプトチェックにより、査定や返戻の発生を可能な限り減少。
  • - 医療事務職の負担削減を目的としたシステム構築。

また、資金の管理には、マーチ・アセット・マネジメントが関与しており、最大30億円の資金枠を設定しているため、医療機関は安心してサービスを利用できます。この取り組みは、りそな銀行およびマーチ・アセット・マネジメントにとっても初めての試みとなります。

今後の展望


「きりんFRM」は、今後もクリニック向けの経営支援サービスを徐々に追加していく方針です。医療機関がより良い医療を提供するためには、財務面での安定が不可欠であり、そのための出発点として、このサービスが役立つことが期待されています。

きりん株式会社は、医療現場のニーズに応え続けるため、今後も新しいサービスの構築に注力していくでしょう。

会社概要


  • - 商号:きりん株式会社
  • - 設立:2013年12月
  • - 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-1-31
  • - 事業内容:電子カルテ開発・運用、スマホアプリ・Webシステム開発
  • - 資本金:149,480,000円
  • - URLhttp://xirapha.jp

会社情報

会社名
クアッガテクノロジーズ株式会社
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前4-3-22産恵ビル5F
電話番号

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