上智大学新学長
2024-09-30 18:21:58

上智大学、初の女性学長に杉村美紀教授を選出

上智大学、新学長に杉村美紀教授を選出



上智大学は2024年9月30日の理事会で、総合人間科学部教育学科の杉村美紀教授を次期学長に選ぶことが決定されました。これにより杉村教授は、1913年の大学創立以来、初めての女性学長として就任することとなります。新たな学長としての任期は2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間です。

杉村美紀教授の略歴


杉村教授は1962年生まれで、教育学博士の学位を持ち、比較教育学や国際教育学、多文化教育論を専門としています。大学卒業後、東京大学大学院に進み、教育学のさらなる研究を重ねました。
1998年に東京大学から博士号を取得し、その後は教育現場に身を置きつつ、研究者としての道を邁進してきました。

杉村教授は、2002年に上智大学文学部教育学科の専任講師として着任し、その後も昇進を重ね、2013年からは教授として活躍しています。さらに、2014年から2017年には学術交流担当副学長を務めたほか、グローバル化推進担当副学長として大学の国際化にも寄与してきました。
加えて、JICA緒方貞子平和開発研究所の客員研究員や、国連大学サステナビリティ高等研究所の客員教授など、国内外の様々な研究機関との連携にも従事しています。

学長選任のプロセス


上智大学の学長選任プロセスは、2016年に改正された「上智大学長の選任に関する規則」に基づいて実施されます。このプロセスでは、教職員からの候補者推薦を受け、候補者選考委員会が最終的な学長候補者を選定します。この過程を経て、教職員の評価が反映され、理事会が新しい学長を決定します。

女性学長の就任意義


杉村美紀教授の学長就任は、上智大学にとって重大な一歩であり、教育界における女性の影響力向上を象徴する出来事です。彼女は教育行政の改革や国際的な教育交流の強化に寄与し、多様性を重んじる教育環境の構築に貢献することが期待されています。これまでの経験を活かし、次世代の教育者や学生たちをリードする存在となることでしょう。
上智大学の未来を切り拓く杉村教授の新たな挑戦に、私たちも注目していきたいと思います。


画像1

会社情報

会社名
上智学院
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。