新しいデータレスPCソリューションが登場
横河レンタ・リース株式会社は、データレスPCソリューション「Flex Work Place Passage」の最新版、Ver.2.0の提供を開始しました。この新しいソリューションは、特に企業が抱えるデータのセキュリティ問題に対して効果的な解決策を提供することを目的としています。
Passageの基本機能
「Flex Work Place Passage」は、Windowsマシンにおいてユーザーがデータを意識することなく、ファイルサーバーやクラウド上のストレージに情報を保存する仕組みを持っています。これにより、PCに直接データが保存されることがなく、情報漏えいのリスクを大幅に低減させることが可能となります。
新たなセキュリティ機能
Passage Ver.2.0は、利用者からのリクエストに応じてセキュリティ機能が強化されています。その中でも特筆すべきは次の3つの機能です。
1.
ローカルHDDのアイソレーション
独自開発されたWindowsフィルタードライバーにより、ユーザーの正規操作はもちろん、悪意のあるプログラムからのデータ書き込みも厳しく制限されます。このことで、OS領域をアイソレートし、高いセキュリティを提供します。
2.
データの暗号化保護
一時的にローカルに保存が必要なファイルについては、暗号化されて保存されるため、重要な情報が漏洩するリスクを軽減します。
3.
さまざまなアプリケーションへの対応
独自のリダイレクト機能により、複数のアプリケーションでの利用が可能であり、従来のフォルダリダイレクトよりも柔軟に対応できます。
コストとパフォーマンスの両立
Passageは、VDI(仮想デスクトップインフラ)よりも数分の一のコストで導入が可能でありながら、同等のセキュリティを実現しています。さらに、ローカルのファットPCでアプリケーションを実行できるため、低速のモバイルネットワークでも快適な操作環境を提供できます。この点は、企業にとって非常に大きな利点と言えるでしょう。
導入事例に見る効果
すでに多くの企業に導入されているPassage。たとえば、ネットイヤーグループ株式会社の担当者は、「コストが圧倒的に違う」と語り、導入した理由を語っています。また、PE-BANKでも「PCのパフォーマンスを最大限に生かしつつ、データレスによるセキュリティが守られる点に魅力を感じた」とのコメントが寄せられています。これらの企業は、Flex Work Place Passageを導入することによって、運用負担を軽減しつつ、セキュリティ面でも安心感を得ています。
まとめ
Flex Work Place Passage Ver.2.0は、最新のテクノロジーを駆使したデータレスPCソリューションであり、企業が抱えるセキュリティや運用コストの課題に応える強力な武器となるでしょう。データ管理にお悩みの企業にとって、新たな選択肢として非常に注目される製品です。
会社情報
横河レンタ・リース株式会社は、1987年に設立され、現在も革新的なソリューションを提供し続けています。詳細については、
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