ノーコードツールの実態
2024-08-08 13:34:04

ノーコード・ローコードツールの実態と企業の導入意欲を探る

ノーコード・ローコードツールの導入状況



2024年7月17日から19日まで、名古屋のポートメッセで実施されたJapan DX Weekにおいて、株式会社デージーネットが行った「ノーコード・ローコードツール利用状況」に関するアンケート結果が発表されました。この調査では、ノーコード・ローコードツールがどの程度企業に導入されているか、その活用状況や継続的な導入の意向などが明らかにされました。

ノーコード・ローコードツールとは?



ノーコード及びローコードツールは、エンジニアでなくてもアプリケーションを開発できる手法であり、プログラミングに関する専門知識が不要または最小限で済むことが特徴です。近年、IT人材不足を背景に注目されており、多くの企業が業務のニーズに応じたシステムの構築を目指しています。

調査結果のサマリー



導入状況


アンケート結果によると、ノーコード・ローコードツールを導入していない企業は約70%に達し、導入が普及していない実態が浮き彫りとなりました。実際に導入している企業は34.2%に留まっており、これによりノーコード・ローコードの普及が進まない背景を考察する必要があります。

活用方法


ツールを導入した企業の中で実際に活用されているのは約50%。特に「ワークフロー」の利用が31.9%と最も高い割合を占めており、続いて「プロジェクト管理」や「営業業務」での利用が顕著です。このデータは利用されている範囲を示す一方で、まだ見ぬポテンシャルを秘めています。

導入予定


さらに、ノーコード・ローコードツールの導入を検討していない企業が約70%に達し、その理由として社内の必要性やメリットの認識不足が挙げられました。これが導入の障壁となり、多くの企業が柔軟な業務運営に繋がるチャンスを失っていることも見逃せません。

調査の実施に関する詳細


調査は、名古屋で207名の企業担当者を対象に行われ、有効回答率は97.5%という高い数値が確認されています。この見込みでは、企業の意識や実態をより鮮明に捉えることが可能です。

主な結果


  • - ノーコード・ローコードツール導入企業: 34.2%が導入。
  • - ワークフロー活用: 最も多くの企業がワークフローを利用。
  • - 導入予定企業: 70%が導入予定なし。
  • - 利用していない理由: 37.7%が必要性を認識していないと回答。

考察


結果から、ノーコード・ローコードツールの企業内での活用が限定的であることが見受けられます。しかし、導入している企業の中ではその有効性も認められ、多くの企業が業務効率化に繋がる可能性を感じているのも事実です。今後は、社内での理解を促進し、具体的な活用範囲やメリットを普及させることが重要です。

デージーネットの推奨ツール


このような背景を踏まえ、デージーネットはオープンソースソフトウェア『プリザンター』を推奨しています。これはノーコードおよびローコードでアプリケーションを構築しやすいツールであり、低コストでの導入が可能です。お試し期間を用意しているため、企業は自社の業務にどこまで適応できるかを確認しながら導入を検討出来ます。

サービスの紹介


さらにデージーネットは、システム構築サービスや導入後のサポートも提供しています。多様なOSSを活用したシステムの提案はもちろん、継続的なサポートを通じて企業のIT環境を支援しています。

会社情報


株式会社デージーネットは名古屋市に本社を構え、IT業界のニーズに応えつつ成長している企業です。企業のシステム環境の最適化を目指し、様々なサービスを通じて顧客のビジネスを支援しています。詳細は公式ウェブサイト(Jan.2023)をご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社デージーネット
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