ISEの農業実証
2025-09-24 13:39:23

ISEがスマート農業分野での新技術の実証を開始

ISEが展開するスマート農業の新たな挑戦



株式会社情報システムエンジニアリング(ISE)は、2025年8月に静岡県富士宮市のカネヘイファームとの連携を通じて、農業分野での独自技術「worktransform」の実証を開始します。スマート農業とは、ロボットやAI、IoTなどの先端技術を使用した農業を指し、効率的で持続可能な農業の実現を目指します。

スマート農業への取り組み


カネヘイファームは、農業の再構築に取り組んでおり、営農型太陽発電や特産物であるイチジクやシャインマスカットの栽培を行っています。また、リモートカメラやIoTシステムを利用した省力化にも力を入れています。ISEは、同農家と協力し、収穫量を増加させる要因を排除しつつ、現場の省力化を支援することを目指しています。

実証の内容


今回の実証では、ISEが持つ「worktransform」技術を用いて、圃場の異変を察知し、適切な介入を行っていきます。この技術は、情報処理能力の限界を克服し、目の前の状況を即座に可視化・言語化することができます。これにより作業の効率化が図られ、特に機械化が難しい現場でも効果を発揮します。

具体的には、離れた圃場への水やりや、収穫前の果実の見回りを効果的に行うことができるようになります。さらに、さまざまな農業課題に対する実証が進められます。

特許と知財ポートフォリオ


ISEは独自技術に基づき、現在国内で26件、海外で13件の特許を取得しています。一部の特許は全国の開放特許情報データベースにも登録されており、より多くの農業関係者にその利点を広めることを目指しています。

今後の展望


中長期的には、worktransform技術を利用して、社会実装を進めていきます。「key worker」と呼ばれる生活必須職従事者を支援する技術としての重要性を増していくことで、農業現場をより持続可能で効率的なものに変えていくことが期待されています。2023年にILOによって定義された「key worker」は、エッセンシャルワーカーとして知られており、特にこの分野での支援が求められています。

企業について


株式会社情報システムエンジニアリング(ISE)は、独自の技術をもって複雑な現場業務の課題解決に取り組む企業です。情報伝達の最適化を通じて、現場の「今まで通り」を支え、持続可能な農業を実現するお手伝いをしています。詳細については、ISEのコーポレートサイトを参照してください。

【関連リンク】
コーポレートサイト: ISE公式サイト

worktransformは、株式会社情報システムエンジニアリングの登録商標です。


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会社情報

会社名
株式会社 情報システムエンジニアリング
住所
東京都新宿区高田馬場3-35-2AD高田馬場ビル
電話番号
03-3368-4687

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