MUSVI「窓」事業開始
2022-09-20 11:30:01

MUSVIが「窓」を用いた新しい空間接続ソリューション事業を始動

MUSVI株式会社がテレプレゼンスシステム「窓」を導入した新事業を開始



MUSVI株式会社は、テレプレゼンスシステム「窓」を活用した空間接続ソリューション事業を開始しました。この新たな事業は、ソニーグループ株式会社、セーフィー株式会社、SREホールディングス株式会社の出資を受けて立ち上げられました。

「窓」は、ソニーの映像、音声、インタラクション技術を集約した次世代のコミュニケーション装置です。このシステムは、離れた相手がまるで目の前にいるかのようなリアリティを提供し、距離を超えた温かいコミュニケーションを可能にします。これまでに、国内外の50社以上の企業や教育機関、医療機関、地方自治体で導入されており、各分野での利用が進められています。

「窓」の導入背景と理念



遠隔コミュニケーションツールが増える中で、ユーザーが求めるのは単なるデジタル接続ではなく、実際の「つながり」を感じる体験です。MUSVIの設立者である阪井祐介氏は、ソニーでの研究開発を経て、2022年にMUSVIを設立し、その理念は「人と人が出会い、響き合うことで新たな感動を生み出す」というものです。

MUSVIは、新たなテクノロジーを活用して、離れていてもリアルに会える環境を提供することを目指しています。「窓」技術をさらに深め、多様な事業者との連携を通じて、新たな接続ソリューションを展開していく予定です。これにより、物理的な距離を越えた出会いの場を世界中に広げていきます。

事業の展開と今後のビジョン



MUSVIは、今後もソニーと共同で「窓」に関連する技術の研究開発を行い、地域や業種を超えたパートナーシップを築いていきます。また、セーフィーやSREホールディングスと連携し、空間接続ソリューション事業の成長を目指します。

阪井祐介氏は、「窓」を通じて世界中の人々をつなぎ、「いのちをちかくする」ことを新たなビジョンとして掲げています。これにより、リアル空間同士の接続だけでなく、バーチャル空間との融合も推進され、今後さらに多くの人がコミュニティとして結ばれることが期待されています。

導入事例と具体的な活用案



「窓」は、既に多くの企業や医療機関で導入されています。例えば、鹿島建設では、建設現場やオフィスでのコミュニケーションの質を向上させるために活用され、株式会社コジマプロダクションでは、リモートでの制作作業の効率化を実現しています。医療分野においても、国立成育医療研究センターや香川大学附属病院で、患者と家族の面会を可能にするシステムとして導入されています。

企業の声


コジマプロダクションの代表、小島秀夫氏は、「『窓』を通じてアメリカとの連携を深めており、本当に不思議な体験ができています」と称賛しています。また、利用者の感動的な体験も多数寄せられており、「窓」がもたらすコミュニケーションの可能性を示唆しています。

まとめ



MUSVI株式会社のテレプレゼンスシステム「窓」は、遠隔でもリアルな交流を可能にし、様々な分野で新たな価値を創造しています。今後の展開が行く先々での出会いをどのように変えていくのか、期待が高まります。MUSVIは、「窓」を通じてより豊かな未来を描くことでしょう。

会社情報

会社名
MUSVI株式会社
住所
東京都品川区北品川5-12-4リードシー御殿山ビル7階
電話番号
03-6774-7880

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