自然災害に備える新たな選択肢
株式会社ZenmuTech(ゼンムテック)は、新たなディザスタリカバリソリューション「ZENMU Virtual Drive ディザスタリカバリ オプション」(以下、DRオプション)の提供を開始しました。近年、自然災害や広域災害の増加に伴い、企業にとって事業継続性の確保がますます重要視されています。特に、内閣府の調査によると、リスクを具体的に想定した経営を行う企業は、大企業88.6%、中堅企業63.4%にも上ります。これからの企業は、ただ単に災害に備えるのではなく、いかに迅速に業務を継続するかが求められるのです。
DRオプションの特長
DRオプションでは、ZENMU Virtual Driveを通じて、自然災害による全体的な障害を考慮した特別な機能が提供されます。具体的には、東京リージョンが動作しなくなった場合、自動的に事前にリプリケートされたAWS大阪リージョンへの切り替えが行われます。この際、顧客側で特別な操作は必要なく、スムーズに業務を継続できます。この機能により、事業継続性は飛躍的に向上し、企業はより安心して日々の業務に取り組むことが可能になります。
マルチAZ構成の背景
ZENMU Virtual Driveのクラウドサービスは、AWS東京リージョンにおいてマルチアベイラビリティゾーン構成で冗長化されて運用されています。この構成により、一つのアベイラビリティゾーンに大規模な障害が発生しても、他の健康なアベイラビリティゾーンを通じてサービスを維持できます。しかし、グローバルな自然災害や全体的なリージョンの障害が起こると、こうした対策も功を奏しない可能性があります。今回のDRオプションは、こうした状況にも対応できるように設計されています。
導入のメリット
DRオプションは企業単位での契約が可能で、初期費用は200万円(税別)、ライセンスに応じた価格設定がなされています。また、任意でリハーサルを行うことも可能で、その際は300万円(税別)が必要です。このリハーサルによって、万が一の事態に備えたシミュレーションを行うことができ、実践的な対策を講じることができます。特に、金融や保険業界では71%の企業が事業継続計画に情報システムの維持を記載していることから、特に重要な対策となるでしょう。
ZENMU Virtual Driveの紹介
ZENMU Virtual Driveは、ZenmuTechが独自に開発した秘密分散技術を使用したセキュリティソリューションです。このシステムでは、PC内のデータが無意味化され、分散管理されます。未接続の状態ではデータが復元できず、遠隔で管理者がロックすることによって情報漏洩のリスクを軽減します。加えて、VDIからの移行が進む中、大手金融機関や証券会社での導入が加速しています。
企業情報
ZenmuTechの本社は東京都中央区にあり、設立は2014年。データ保護ソリューションや秘密分散技術を用いたサービスを展開しています。最新の情報や導入事例については、公式ウェブサイト(https://zenmutech.com)をご覧ください。
自然災害はいつ何時発生するか分からないため、企業は万全の準備を整えておく必要があります。ZenmuTechのDRオプションは、そんな企業の強い味方になること間違いありません。今こそ、安全で安心な業務継続のための第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。