2025年大阪・関西万博に参画するリーンオンミー
2025年に開催される大阪・関西万博において、株式会社リーンオンミーがブロンズパートナーとして参画することが発表されました。本社を高槻市に置くこのスタートアップ企業は、障がい福祉の現場から生まれた支援員向けのeラーニング「スペシャルラーニング」を提供し、誰もが住みやすい社会の実現を目指しています。
インクルTechの重要性
今回の万博への参画に際し、リーンオンミーは「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに賛同し、様々なインクルーシブな活動を通じて社会課題を解決することに努めます。インクルTechとは、インクルージョンとテクノロジーを組み合わせた新しいアプローチであり、情報技術を活用して多様性を尊重した社会を築くことを目指しています。
万博運営参加の意義
リーンオンミーの運営参加は、大阪・関西万博のテーマや理念と共鳴し、バリアフリーな環境を整備するための物品やサービスを提供することを意味します。障がいの有無にかかわらず、すべての来場者が安心して過ごせるように、ユニバーサルサービスの計画策定に関わっています。具体的には、職員研修の実施やガイドラインの策定などを通じて、来場者全員が楽しめる環境作りに取り組むとしています。
シグネチャーパビリオンへの参画
リーンオンミーは、万博のシグネチャーパビリオンとなる「いのちの遊び場 クラゲ館」にも参加します。音楽家であり数学研究者でもある中島さち子氏がプロデューサーを務めるこのパビリオンは、すべての来場者が共に楽しめる体験を提供することを目指しており、リーンオンミーはインクルーシブ対応チームとして協力しています。ここでは多様ないのちや創造性が大切にされ、来場者一人ひとりが心地よく感じられる空間を作るための取り組みが進められます。
リーンオンミーの取り組み
これまで、リーンオンミーは障がい福祉の分野において豊富な経験を積んできました。特に、「スペシャルラーニング」は、障がい福祉に関わる職員や一般企業の従業員を対象にしたオンライン研修サービスで、障がい者に対する理解を深めるために設計されています。この動画を用いた教育コンテンツは、専門家の知見に基づいて構成されており、実際の現場で役立つ知識を身につけられます。
特に注目すべきは、リーンオンミーが提供する「合理的配慮のスマートソリューション」です。これは障がい者の雇用促進やバリアフリーな環境の整備を支援し、企業が障がい者との接し方を再考する機会を提供しています。近年、法改正により障がい者への合理的配慮の義務化が進んでいるため、このサービスは大変重要になっています。
今後の展望
2025年の大阪・関西万博は、これからの社会を考える大きな機会です。リーンオンミーは、障がい者もそうでない人も共に楽しめる未来の実現に向けて、引き続きパートナーとしての役割を果たしていく考えです。新しい社会において、すべての人が平等に参加できる環境を整え、持続可能な社会づくりに寄与していくことが期待されています。これからの取り組みにご注目ください。
お問い合わせ
より詳しい情報やサービスについては、リーンオンミーの
公式ウェブサイトをご覧ください。