世界で注目のDAC技術!Planet SaversにClimeworks元CCOがアドバイザー就任
「気候変動を食い止め、次世代に美しい地球を残す」というビジョンを掲げる東京大学発のスタートアップ、Planet Savers株式会社に、世界最大のDirect Air Capture(DAC)スタートアップClimeworksの元最高商務責任者(CCO)Daniel Egger氏がアドバイザーとして就任しました。
Planet Saversは、2050年までに年間10億トンのCO2回収を目標とし、日本初のDACスタートアップとして、革新的なCO2吸着材と、それに最適化されたCO2回収装置の開発に取り組んでいます。DACは、大気中から直接CO2を回収する技術として、気候変動対策の切り札として期待されていますが、現状では、CO2回収コストが課題となっています。Planet Saversは、ゼオライトをベースとした独自の吸着材を用いることで、従来技術に比べて大幅なコスト削減を実現し、実用化可能なレベルまでCO2回収コストを引き下げることを目指しています。
今回のEgger氏のアドバイザー就任は、Planet SaversのDAC事業のグローバル展開に向けた大きな一歩となります。Egger氏は、Climeworksで長年培ってきたDAC技術に関する専門知識と、国際的なビジネス経験を活かし、Planet Saversの事業開発を強力に支援していくとのことです。
Egger氏は、就任にあたり、「Planet Saversの革新的なゼオライト技術を用いたDAC技術に感銘を受けました。彼らのミッションに貢献できることを光栄に思います。私の経験と知識を活かし、Planet Saversの成長と成功に貢献し、共に持続可能な未来を創造していきたい」とコメントしています。
Planet Saversは、Egger氏の豊富な経験と知識を最大限に活用し、DAC技術の開発と事業化を加速させ、2050年までにCO2排出量ネットゼロを実現するという目標達成に向けて邁進していきます。
Planet Saversの取り組み
Planet Saversは、DAC技術の社会実装に向けて、以下の取り組みを進めています。
革新的なCO2吸着材の開発: ゼオライトをベースとした独自の吸着材を開発することで、従来技術に比べて大幅なコスト削減を実現。
CO2回収装置の開発: 吸着材に最適化されたCO2回収装置を開発することで、効率的なCO2回収を実現。
実証実験: 実際にCO2を回収する実証実験を実施することで、技術の有効性と実用性を検証。
国際的なパートナーシップ: 世界中の企業や研究機関と連携し、DAC技術の普及を促進。
DAC技術の未来
DAC技術は、地球温暖化対策において重要な役割を担う技術として、世界中で注目を集めています。Planet Saversは、DAC技術の開発と普及をリードすることで、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。