ピースボートで特別展
2025-04-09 21:16:19

日本被団協の活動紹介洋上特別展がピースボートで実施へ

ピースボートとノーベル平和センターが提携



ピースボートとノルウェーのノーベル平和センターは、平和へのメッセージを広げるために手を組みました。2024年にノーベル平和賞を受賞予定の日本被団協の活動を紹介する特別展「A Message to Humanity」が、ピースボートの船内で開催されることが決定しました。この特別展では、写真家アントワン・ダガタ氏が撮影した被爆者の写真が展示され、船旅をする人々に平和の重要性を訴えかけます。

ノーベル平和センターの役割



ノーベル平和センターは、歴代のノーベル平和賞を受賞した団体や個人の活動を広めるため、教育プログラムや講演会、ワークショップ、対話イベントなどを実施しています。これにより、訪れる国内外の人々に平和の意義が伝えられています。また、毎年行われる授賞式に合わせて、最新の平和活動に関する企画展も更新されることから、訪問者は常に新しい知識を得ることができます。

このセンターは、単なる博物館にとどまらず、「平和とは何か」といった重要な問いを考えさせる場でもあります。特に、対話や理解の重要性を強調することで、参加者がより深い思考を促進されるのです。

ピースボートの活動



ピースボートは1983年に設立された国際的なNGOで、「地球一周の船旅」として知られるクルーズプログラムを運営しています。年間約5000人が参加し、訪問先での「顔の見える国際交流」を通じて、国際的な理解を深める機会が提供されています。さらに、国連経済社会理事会(ECOSOC)との特別協議資格を持ち、核軍縮や気候変動といった重要な課題に対しても積極的なアドボカシーを行っています。

2008年度からは、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」というプログラムを開始し、被爆者の証言を世界に届ける活動を行っています。これは、被爆体験を通じて平和を促進し、核の脅威に向き合うための重要な取り組みです。

提携による展望



この新たな提携を通じて、ピースボートはノーベル平和センターの企画展を、訪れることが困難な地域に住む人々にも届けることができます。この特別展が、多くの人々に平和や核軍縮について真剣に考えるきっかけとなることが期待されています。

特別展のオープニングセレモニーは、ピースボートの地球一周Voyage120出航に先立ち、横浜港に停泊中のパシフィック・ワールド号内で実施されます。このセレモニーには、ノーベル平和センターのキュレーターや、日本被団協の関係者などが参加します。

参加詳細



オープニングセレモニーは2024年4月22日(火)に行われます。参加希望者は事前に登録が必要で、参加申し込みは以下のリンクから行えます。乗船手続きが必要なため、早めに会場へお越しください。また、参加者全員に身分証の提示が求められます。

  • - 日時:2024年4月22日(火)13:00-14:30
  • - 場所:パシフィック・ワールド号内(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)
  • - アクセス詳細はこちら
  • - 参加登録フォームこちらから

横浜港に停泊中のパシフィック・ワールド号が、これからの平和の未来を形作る大切な場となることを期待しながら、私たちはこの特別展を待ち望んでいます。


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会社情報

会社名
ピースボート
住所
東京都新宿区高田馬場3-13-1ノークビルB1
電話番号
03-3363-7561

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