ミナトマネジメントが3号オペレーティングリースファンドを完了
株式会社ミナトマネジメントは、2023年に新たにオペレーティングリースファンドの組成を完了しました。この新ファンドは、主にコンテナ船を対象としており、大手海運会社ではなく、地域に根ざした非上場企業とのセール・アンド・リースバック取引を基にしています。
安定した経営の地域企業に注目
本ファンドは、ミナトマネジメントが過去に組成したバルカー船や多目的船を対象としたファンドに続くもので、これまでの投資実績を踏まえ、高い関心を集めています。特に、レッシーとなる海運会社は、世界的な大手企業ではなく、地域に密着した実直な経営を行う企業であることが特徴です。
事業の健全性を重視
同社では、規模や知名度に捉われることなく、事業の健全性を丁寧に分析し、その上で経済合理性の高いスキームを設計しています。これにより、投資家にとって実行可能で魅力的な投資機会を提供しています。日常的な対話と信頼関係を重視する姿勢は、投資家に安心感をもたらし、相互信頼の確保にも寄与しています。
今後の展望
今後もミナトマネジメントは、各アレンジャーと連携しながら、年間3〜4件を目安とした船舶オペレーティングリースファンドの継続的な組成を目指していく予定です。これにより、さらなる信頼関係の深化と投資機会の拡充を図っていきます。
こうした取り組みを通じて、同社は地域企業との強いパートナーシップを築き、さらなる安定した収益を追求し続けることでしょう。今後の展開に目が離せません。