リッチモンドホテルズに新たなITソリューションを導入したtripla
tripla株式会社が、ロイヤルグループ傘下のアールエヌティーホテルズが運営するリッチモンドホテルズとTHE BASEMENTに宿泊予約システムを導入することを発表しました。これは、全44施設でのサービス開始を意味し、利用者により良い宿泊体験を提供することを目的としています。
導入の背景
アールエヌティーホテルズ株式会社は、主要都市を中心に全国各地に展開するリッチモンドホテルズ43施設およびTHE BASEMENTにおいて、顧客満足度を高める運営を目指しています。特に、訪日外国人の急増や国内宿泊者数の回復に伴い、会員組織の健全な拡大に注力しています。その中で、柔軟なカスタマイズが可能で、迅速に新しい取り組みに対応できるtriplaのサービスが選ばれました。
提供される主要サービス
今回導入されるのは、宿泊予約システム「tripla Book」とマーケティングツール「tripla Connect」です。「tripla Book」は最小限のステップでの予約完了を実現し、8言語、34通貨での決済対応に加えて、最安値表示機能やGoogleホテル広告との連携も可能です。さらに、会員管理機能やポイントプログラムが備わり、顧客のリピート率を向上させることを目指します。
一方、「tripla Connect」は、顧客データを分析し、各顧客のニーズに応じたマーケティング施策を実施できるツールです。さらに、多言語AIチャットボット「tripla Bot」とも連携でき、宿泊施設のマーケティング活動がより充実します。特に、リピーターのロイヤリティ向上が見込まれる施策となるでしょう。
アールエヌティーホテルズ社の声
アールエヌティーホテルズ社の本山浩平社長は、新たに導入した「tripla Book」の多言語対応やキャンペーン管理機能について「これまで以上の利便性をお客さまに提供できる」との意気込みを述べています。また、顧客との接点を重視する姿勢を強調し、「ひとと自然にやさしい、常にお客さまのために進化するホテル」を目指して努力を続けることを表明しています。
triplaの未来
tripla株式会社の高橋和久CEOは、この導入について大変喜ばしく思っており、特に「tripla Connect」のファーストパーティーデータを基にしたマーケティング施策について期待を寄せています。彼は、DX化を通じて予約率やリピーターの増加をサポートしたいとしています。
tripla株式会社について
tripla株式会社は、宿泊業界に特化したSaaS型のサービスを展開し、AIチャットボット「tripla Bot」や予約エンジン「tripla Book」、マーケティングツール「tripla Connect」などを提供しています。2022年には東京証券取引所グロース市場に上場し、今後も更なるサービスの拡充を目指しています。注目のキーワードは「顧客満足」「データ解析」「マーケティング施策」です。
結論
リッチモンドホテルズへのtriplaのITソリューション導入は、宿泊体験の質を飛躍的に向上させるものであり、宿泊施設のデジタル化を加速させる一歩となるでしょう。今後の動向にも目が離せません。