『罰ゲーム化する管理職』がHRアワード2024で優秀賞受賞
2024年日本の人事部「HRアワード」において、小林祐児氏著の『罰ゲーム化する管理職バグだらけの職場の修正法』が書籍部門で優秀賞を受賞しました。このアワードは、人事分野での成長を促進する取り組みを表彰するもので、全国からの投票によって選ばれた事例や作品が評価されます。
今回のHRアワード2024には、全国から404件もの応募があり、その中から書籍部門では13件が入賞。さらに、33万人以上のHRパーソンによる投票と選考委員の審議を経て、『罰ゲーム化する管理職』が選ばれるという名誉を手にしました。平易な言葉で実態を描写し、多くの人々が共感を寄せた本書が、いかにしてこのような高評価を得たのかを掘り下げてみましょう。
書籍の特徴と内容
『罰ゲーム化する管理職』は、著者の小林祐児氏が日本の管理職が直面している問題を鋭く分析した書籍です。企業の現場で感じるストレスや負担、管理職の異常な「罰ゲーム化」を、国際比較データを交えて解説しています。この書籍は、現代の労働環境における深刻な社会問題—高い自殺率、給与差の縮小、後任が育たない状況、女性や若手の早期退職—に焦点を当て、そこから見える問題の背景と原因を明らかにしています。
著者は、現場の管理職や経営層が直面する課題を解決するための具体的な4つの解決策を提案し、その知恵とヒントは今すぐにでも実践可能です。読者の多くが「これは自分のことだ」と感じ、多くのメディアやSNSでも共感の声が続々と寄せられています。
広がる反響と受賞の意義
本書は、すでに7度の重版を重ねており、その人気は衰えを知らない状況です。特に、全国の人事パーソンや経営者たちから多くの支持を受け、「HRアワード」受賞後はさらなる注目を集めています。受賞を受けて書籍の表紙には受賞帯も加えられており、実績としての信頼性を醸成しています。
小林祐児氏のプロフィール
著者の小林祐児氏は、パーソル総合研究所上席主任研究員として、労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて研究を行っている専門家です。上智大学大学院修了後、NHKやマーケティングリサーチファームを経て現在に至ります。その著作には、労働問題に関する数多くのタイトルがあり、ビジネスの現場に対する深い知見を提供しています。
書誌情報
書名:『罰ゲーム化する管理職バグだらけの職場の修正法』
著者:小林祐児
定価:1,012円(税込)
ページ数:256ページ
ISBN:978-4-7976-8134-5
発売日:2024年2月7日
発行元:集英社インターナショナル(発売:集英社)
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この受賞はただの賞に留まらず、日本のビジネス環境における管理職や労働問題の解決に向けた大きな一歩となるでしょう。