AI活用万博共創支援ボット
2023-06-06 10:00:03
AI歴25年企業が大阪万博向け共創支援LINEボット開発、GPT活用で1000チーム超をマッチング
AI歴25年企業が大阪万博の共創を加速、GPT活用で1000チーム超を繋ぐ革新的LINEボット
AI開発に25年携わるカナメプロジェクトが、2025年大阪・関西万博の参加型プログラム『TEAM EXPO 2025』を支援するため、画期的なLINEボットを開発しました。このボットは、GPT(Generative Pre-trained Transformer)を活用した大規模マッチングエンジンを搭載し、1000チーム以上ものプロジェクトチーム間の連携を促進するものです。
背景:万博参加チームの増加と共創の課題
『TEAM EXPO 2025』は、多様な人々がチームを組み、万博とその先の未来創造に挑むプログラムです。登録チーム数は2023年5月時点で1105チームに達し、その多様性こそが魅力ですが、同時に課題も生み出していました。膨大な数のチームの中から、互いに協力し合える最適なパートナーを見つけることが困難になっていたのです。
GPTを活用した革新的ソリューション
カナメプロジェクトは、この課題解決にGPTの力を借りました。開発されたLINEボットは、以下の3段階のプロセスでチーム間のマッチングを実現します。
1. チーム情報のGPTによる要約: 各チームの活動内容を300字程度に要約。GPTの高い言語理解能力と要約能力により、マッチングに最適な情報を効率的に抽出します。
2. ベクトル変換による類似度算出: 要約されたテキストを、意味が近いほど距離が近くなるベクトルに変換します。これはGPTの埋め込みベクトル機能を活用したもので、チーム間の活動内容の類似性を定量的に評価します。
3. GPTによる最終マッチング: 類似性の高いチームをマッチング候補として提示し、最終的なマッチングはGPTが行います。この高度なアルゴリズムにより、従来の手法では困難だった大規模なチーム間の最適な組み合わせを提案することが可能になります。
カナメプロジェクトと開発パートナー
このLINEボットの開発には、カナメプロジェクトに加え、生成モデルの可能性を追求するCDLE(シードル)生成モデルチームと、自動車関連ソフトウェア開発で高い技術力を持つCrystal株式会社が協力しました。それぞれの専門性を活かした共同開発により、高機能かつ実用的なシステムが実現しました。
カナメプロジェクト:AIとDXをリードする企業
カナメプロジェクトは、AI開発歴25年の遠藤太一郎氏がCEOを務める企業です。生成系AIを活用したDXコンサルティングや、DAO(分散型自律組織)の支援など、幅広い事業を展開しています。同社のAI技術と、万博における共創促進という社会的なニーズが合致した、まさに理想的なコラボレーションと言えるでしょう。
まとめ:共創の可能性を広げる未来への一歩
このGPTを活用したLINEボットは、単なるマッチングツールにとどまりません。『TEAM EXPO 2025』の成功に貢献するだけでなく、多様な主体が連携し、イノベーションを生み出すための新たなプラットフォームとして、未来社会の共創を加速させる可能性を秘めています。今後、この技術が他の分野でも活用され、社会全体の連携と発展に繋がることに期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社カナメプロジェクト
- 住所
- 愛知県豊明市間米町森前93-2
- 電話番号
-
052-684-6468