成田空港が描く未来の共創プラットフォーム「未来創造フォーラム」開催

成田空港が描く未来の共創プラットフォーム「未来創造フォーラム」

成田国際空港株式会社（NAA）は、エアラインとの連携のもと、成田空港の未来を見据えた新たな取り組み「未来創造フォーラム」を始動します。このフォーラムは、具体的には全日本空輸株式会社（ANA）や日本航空株式会社（JAL）と共に、持続可能な国際拠点空港を目指すものです。現在の課題を解決するだけでなく、新たな価値を創造することを目的としています。

「未来創造フォーラム」の目的とは

「未来創造フォーラム」は、従業員やエアラインの意見をベースに未来の成田空港を共に構築していくプラットフォームです。フォーラムでは、参加者が自らの経験や感情を基に未来の空港に必要な要素を対話形式で考えます。これにより、顧客や従業員の体験をより豊かにする新たな価値を生み出すことを目的としています。

従来の『お客様の声』や『市場ニーズ』に加え、赴きのある考え方を取り入れることで、成田空港は国内外での更なるステータス向上を目指します。得られたアイデアや示唆は、今後の「新しい成田空港」マスタープランにおいて重要な要素として反映される予定です。

実施概要

「未来創造フォーラム」では、2025年12月に二日間にわたってイベントが開催されます。実施日は12月1日と12月19日で、参加人数はANA、JAL、NAAから各社8名程度の計24名を想定しています。形式は、講演会とワークショップを組み合わせたもので、特にワークショップでは、株式会社スマイルズの野崎亙社長が講師として登壇し、ファシリテーションを行います。

参加者の声

すでにNAAグループ内では「未来創造フォーラム」が行われ、若手や中堅層のスタッフを中心に120名以上が参加し、1800件を超えるアイデアが集まりました。参加者からは、自らの経験を語ることで新たな視点が生まれたとの声が多数聞かれています。これは、空港のオペレーションやサービス向上に寄与する期待が高まる要因となっています。

スマイルズの役割

ワークショップの運営は株式会社スマイルズが担当しており、同社は実業とプロデュース、コンサルティングを行っている企業です。スマイルズのアプローチは、独自の感性と経験を踏まえた新たな価値を創出することにあります。これまでのプロジェクトとして、東京ミッドタウン八重洲の「ヤエスパブリック」のプロデュースなど、幅広い分野で実績を持っています。