俳優・杏が初めて翻訳に挑戦!「おこりんぼまじょコルヌとノン!ノン!ピエール」
俳優として多岐にわたり活躍している杏が、2025年に絵本の翻訳に初挑戦することが発表され、その作品はフランスの人気絵本『おこりんぼまじょコルヌとノン!ノン!ピエール』です。株式会社KADOKAWAから6月26日に発売予定で、多くの期待が寄せられています。
人気の秘密は?
原作の『コルヌビドゥイユ』シリーズはフランスで非常に人気があり、すでに6巻まで出版され、世界6カ国で展開されています。このシリーズは2003年に始まり、10年以上の間に続編が登場。累計180万部以上を突破し、フランスの教科書や副読本にも掲載されていることから、子供たちに親しまれているユーモア溢れる作品です。
杏さんはこの絵本の翻訳を通して、フランスと日本をつなげる架け橋となることを望んでいます。彼女自身もフランスと日本を行き来する生活をしており、子供の教材としても人気の高い作品であることをご自身の経験から実感しています。
物語のあらすじ
『おこりんぼまじょコルヌとノン!ノン!ピエール』では、にがくてまずいスープを家族が無理に飲ませようとするが、主人公のピエールは「ノン!」と拒否します。おどかしながらもピエールがどのようにこの状況を切り抜けるのか、そしてその夜の出来事が物語をどう展開させるのかといった点が子供たちの興味を引きます。
インタビューから見える杏の思い
本書の発売を記念して、児童書ポータルサイト「ヨメルバ」では杏さんへのインタビュー記事が公開されました。初の翻訳に挑む中での葛藤や、その魅力について語られており、ぜひ多くの方にその内容を知っていただきたいものです。インタビューでは、杏さん自身がフランスと日本の二拠点生活をしていることから、この絵本に込められたメッセージを深く理解し、共感したと語っています。
「ピエールが、まじょコルヌが、どうなってしまうのか!?親子でわくわく楽しめる絵本です!」と杏さんはコメントしており、期待に胸を膨らませる児童文学ファンに対して、興味を引く言葉を投げかけています。
杏のプロフィール
杏は2001年にデビュー以来、映画やドラマ、モデルとして幅広く活躍してきました。主な出演作には、NHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』、NTVの『花咲舞が黙ってない』、映画『キングダム運命の炎』などがあります。2022年には国連WFP親善大使に就任し、国際的な活動も行っています。
今後も彼女は日本とフランスの文化交流を推進する役割を果たすことが期待されており、2026年放送予定のWOWOWのドラマ『BLOOD & SWEAT』にも主演する予定です。
書誌情報
- - 書名: 『おこりんぼまじょコルヌとノン!ノン!ピエール』
- - 訳: 杏
- - 文: ピエール・ベルトラン
- - 絵: マガリ・ボニオール
- - 定価: 1,980円(本体1,800円+税)
- - 発売日: 2025年6月26日
- - 判型: A4変形判
- - ページ数: 32
- - ISBN: 978-4-04-115730-5
- - URL: KADOKAWA公式サイト