DCM DIY placeと臨川小学校が環境に優しい作品作りを支援
東京都渋谷区にあるDCM DIY placeが、地元の臨川小学校と連携し、環境教育の一環として「環境に優しいまだ見ぬ建物」の模型制作をサポートしています。この取り組みは、2024年から始まった渋谷区教育委員会の「シブヤ未来科」に基づくもので、持続可能な社会に向けた意識を育むことを目的としています。
アップサイクル素材の利用
2023年6月24日と27日、5年生の生徒二クラスが行った図工の授業では、通常の教科書に載る素材ではなく、DCM店舗から出た木の端材や、他の企業から提供された建材のサンプルを使用しました。これらはアップサイクル素材として、廃材を有効活用し、創造力を刺激するための材料として選ばれました。子どもたちは、「どの素材を使って建物を作るか?」や「生物や緑と調和した建物にはどんな形が適しているか?」という問いに向き合いながら、自分のアイデアを具現化する楽しさを味わっています。
DIY技術のレクチャー
この授業では、技術講師が生徒たちに異なる素材の加工方法や接着技術を教えました。生徒たちは様々な種類の接着剤の使い方を学び、「どの接着剤がどの素材に適しているのか」や「接着して固める際のちょっとしたコツ」を習得しました。例えば、「グルーガンではうまくいかなかったら強力接着剤を試そう」とアイデアを持ち寄り、それぞれの方法で建物模型を作り上げていきました。彼らの独創性は、すだれを使った和風建物や、発泡スチロールにカラフルなスポンジを載せた模型に現れており、元の形から全く新しい価値を生み出しました。
さらなる展開と未来への取り組み
完成した作品の一部は、9月に行われるイベントで発表される予定です。このような活動を通じて、DCM DIY placeは今後も積極的に渋谷区の未来教育に参画し、持続可能な地域の発展に寄与する方針です。地域の子どもたちに向けた特別授業やワークショップ、文化祭や卒業制作のお手伝いを行い、次世代のクリエイティビティを育てていくことを目指しています。
DCM DIY placeの紹介
DCM DIY placeは、「生活の快適化」をテーマにした体験型店舗で、様々なDIYツールとアイデアを提供しています。店舗の目標は、「やってみたら自分でできた!」の体験を通じて、来店者に感動と学びを与えることです。
これらの活動を通じて、DCM DIY placeは地域社会と共に成長し、未来の創造的な人材を育てていくことを大切にしています。