幻覚療法が精神疾患治療を変える
2024-07-03 10:13:24

幻覚療法が精神疾患治療の未来を変える!?名古屋麻酔科クリニックが語る無意識へのアプローチ

幻覚療法が精神疾患治療の未来を変える!?名古屋麻酔科クリニックが語る無意識へのアプローチ



名古屋麻酔科クリニックは、従来のケタミン点滴療法を進化させた「幻覚療法」を導入し、精神疾患治療に新たな道を切り開こうとしています。ケタミン点滴で起こる幻覚を、単なる副作用ではなく、治療効果の主体として捉え、積極的に活用することで、従来の治療法では届かなかった深層心理に働きかけることを目指しています。

幻覚体験を通して心の奥底に働きかける



幻覚療法は、LSDやMDMAなどの幻覚剤を用いて幻覚を引き起こし、心理療法と組み合わせることで効果を高める治療法です。名古屋麻酔科クリニックでは、ケタミンによる幻覚体験を、患者さんの無意識からのメッセージとして捉え、治療の一環として活用しています。

ケタミン点滴と幻覚療法の違いは、幻覚をどのように捉えるかという点にあります。ケタミン点滴では、幻覚は副作用として扱われますが、幻覚療法では、幻覚を効果の主体として捉え、より幻覚が出やすいように調整することで、患者の無意識に直接働きかけ、深層心理を解き明かすことを目指しています。

ソーシャルペイン:現代社会に潜む無意識の苦しみ



名古屋麻酔科クリニックでは、幻覚療法を通して、特に「ソーシャルペイン」という概念に着目しています。ソーシャルペインとは、人間関係の断絶や社会的な相互作用による心の痛みを指します。

現代社会は、高度な社会システムと情報化によって、人間関係が複雑化し、多くのストレスを抱えています。その結果、意識レベルでは気づかないうちに、無意識レベルで心の痛みを抱えている人が多いとされています。

名古屋麻酔科クリニックでは、幻覚療法によって、この無意識レベルの痛みを可視化し、治療につなげようとしています。

幻覚療法への期待と今後の展望



名古屋麻酔科クリニックは、幻覚療法が、うつ病や不安障害などの精神疾患だけでなく、社会構造的な問題、例えば貧富の格差や戦争といった問題に対しても、新たな解決策をもたらす可能性を秘めていると考えています。

今後、一般社団法人設立と東京へのクリニック開設を目指し、ケタミン幻覚療法の普及に力を入れていくとのことです。

名古屋麻酔科クリニック



所在地:〒464-0837 愛知県名古屋市千種区丘上町2丁目49-4

URL:https://nagoyamasui.com/

Mail[email protected]

ケタミンクリニック:https://nagoyamasui.com/ketalar

幻覚療法は、精神疾患治療の未来を変える可能性を秘めていると言えるでしょう。名古屋麻酔科クリニックの取り組みは、今後、精神医療の大きな転換点となるかもしれません。




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