沼津「川善」の挑戦
2025-03-17 16:14:20

沼津港に新たな魅力!「川善」の本からすみ直売スペース2025年オープン

沼津港に新たな魅力!「川善」の本からすみ直売スペース2025年オープン



静岡県沼津市に本拠を置く株式会社川善は、114年の歴史を持つ鮮魚問屋です。この伝統ある企業が、2025年に新たに沼津港に直売カウンターを設けることとなりました。このカウンターでは、熟練の技術で仕上げた「本からすみ」を楽しめるだけでなく、その食べ方やおすすめ提供方法も紹介される予定です。運営責任者である4代目の川崎幸一さんは、「お客様に美味しさで唸っていただくのが好き」と語ります。

川善のこだわり


川善が扱う「からすみ」は、主にボラの卵から作られ、日本三大珍味の一つとして知られています。特に川善では、沼津港で水揚げされるボラを使い、伝統的な製法に基づいて丁寧に手作りをしています。長崎県がよく知られる中心地ですが、川善の本からすみは、地元の鮮度を生かしたものとして、その地位を築いてきました。

とはいえ、かつて沼津港は大型漁船による活発な漁業が行われていましたが、最近では遠洋漁業の影響を受け、地元市場の活気が失われつつあります。しかし、幸一さんは、長年の職人技に支えられ、厳しい時代を乗り切ってきました。

新たな挑戦


直売カウンターオープンに際し、川善では「駿河酒粕仕立て 高級本からすみ」などの新たな商品も展開していきます。地元の高嶋酒造から仕入れた酒粕を使い、まろやかで滑らかな味わいのからすみを実現しています。これまでに、「本からすみ」は国際審査会で最高金賞を受賞するなど高評価を得ており、自信を持って提供できる品質です。

本からすみづくりの現場


「本からすみ」は、その品質向上に向けて、伝統的な製法の見直しも行っています。一つ一つ丁寧に塩出しを行い、卵膜が破れないように圧搾します。10月から11月にかけて、天日干ししながらコンスタントに乾燥させるため、職人たちは細心の注意を払って「からすみ」を仕上げていきます。その結果、より深い味わいと香りの「本からすみ」が完成します。

商品情報


  • - 日本三大珍味本からすみ (常温) 180g前後 12,000円(税込、送料込)
  • - 駿河酒粕仕立て 高級本からすみ (常温) 5,000円(税込、送料込)

これからの展望


川善は2025年から直売スペースを通年オープンとし、店頭でおすすめの食べ方を紹介する粋なカウンターも併設する予定です。幸一さんと次代の責任者である5代目の靖幸さんは、「このからすみで多くの人を笑顔にし、日本の美食文化を世界に届けたい」と力強く宣言しています。

企業情報


  • - 会社名: 株式会社川善
  • - 運営責任者: 川崎幸一
  • - 所在地: 静岡県沼津市千本港町91
  • - 公式サイト: 川善公式サイト

川善のからすみは、その品質と技術が光る一品です。新たにオープンする直売カウンターで、ぜひその魅力を体験してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

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