金融庁、障害者対象の非常勤職員を募集開始!多様な働き方を提供
金融庁が非常勤職員を募集!
金融庁が障害者向けに非常勤職員(事務補佐員)を募集していることを発表しました。この取り組みは、障害を持つ方々が職業体験を通じてスキルを磨き、さらなる就職の機会を得ることを目的としています。ここでは募集の内容や応募方法、働き方について詳しく解説します。
募集要項の概要
募集職種は「一般事務(障害者)」で、業務内容は多岐にわたります。具体的には、給与や旅費の支払い業務、会議の設営・運営、データの入力や集計などが含まれます。また、物品管理や郵送物の集配・仕分けも主な業務です。
雇用期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日までの約1年間で、働き方はフルタイムまたは短時間勤務から選ぶことができます。フルタイム勤務の場合、基本的な勤務時間は週5日で、月額給与は約26万円が予定されています。短時間勤務でも、週20時間以上から相談可能で、時給は約1,690円程度です。
チャレンジ雇用の取り組み
金融庁では、障害者が一定の条件の下で勤務経験を得られる「チャレンジ雇用」という制度も導入しています。この制度を利用することで、障害を持つ方々は国家公務員法の適用を受ける非常勤職員として、様々な業務に従事することができます。チャレンジ雇用により、これまで一般企業では難しかった就業の機会を広げることが期待されています。
応募の流れ
応募方法として、履歴書と任意の提出書類(就労パスポートの写しや障害者手帳の写し)を指定の宛先まで郵送する必要があります。履歴書には希望の勤務時間を記載し、障害の種類や等級も記入する必要があります。履歴書の提出後、書類選考の合格者にはメールで連絡があり、その後面接試験が行われます。
選考は二段階で行われ、第一次選考の合格発表は令和8年1月8日を予定しており、面接試験は金融庁内で実施されます。
応募締切について
応募締切は令和7年12月19日(金曜)までで、当日は消印が有効です。選考結果はメールで通知されるため、履歴書には必ず連絡先のメールアドレスを記載することが求められます。
まとめ
金融庁による障害者のための非常勤職員の募集は、社会的な多様性を重視し、誰もが参加できる社会の実現に向けた重要なステップです。この機会を通じて、障害を持つ方々が新たな働き場所を見つける手助けとなることが期待されます。興味がある方は、ぜひ応募を検討してみてください。