Miroku Webcash Internationalが新体制移行、業務拡大へ向けた戦略を発表

Miroku Webcash Internationalが新体制に移行



株式会社ミロク情報サービス(MJS)が2025年3月28日より、Miroku Webcash International(MWI)の新体制への移行を発表しました。この変更により、MWIはMJSの持分法適用会社となり、事業を通じたシナジーの創出を目指します。

MWIは2014年に韓国のフィンテック企業Webcash社から日本で設立され、翌年にMJSの子会社として参画しています。MWIはこれまで、「Account Tracker」と呼ばれるアカウントアグリゲーションサービスを主力事業として展開し、多くの顧客にご利用いただいていました。さらに、2023年よりWebcash社のグループ企業であるMADRAS CHECK社のコラボレーションツール『morningmate』の日本総販売元としても業務を展開し、MJSとの販売提携を結ぶことで、サービス提供の幅を広げています。

この新体制への移行は、MWIが創業以来力を入れてきた「Account Tracker」事業の継続的な強化を図ると共に、韓国市場での成功を背景に、`morningmate`を日本国内で拡販していくことが目的となっています。MWIでは、今後も多くの企業ニーズに応えられるよう、サービスの質を高めていく方針です。

一方で、MJSはMWIのアカウントアグリゲーションサービスを自社の財務会計システムに積極的に取り入れることで、顧客の業務効率を向上させることを目指しています。10万社を超える顧客基盤を持つMJSは、引き続き「morningmate」の販売にも注力し、MWIとの連携によるシナジーを強化していく計画です。

持分法適用会社化に際し、MJSはMWIの株式を大手フィンテック企業のWebcash Globalに集約しました。これにより、Webcash GlobalがMWIの発行株式の66.6%を保有し、MJSは残りの33.4%を保持する体制が整いました。この決定は、MWIの運営をより効率的にし、持続可能な成長を促すものと期待されています。

MWIの新体制について



新たな体制では、資本金が1億円、出資比率はWebcash Globalが66.6%、MJSが33.4%に設定されます。役員構成には、Webcash Globalから社長の李泰京氏が就任し、MWIの取締役には全 載鐸氏、MJSから八田 恭忠氏が名を連ねています。この新たなメンバー構成は、国際的な視野を取り入れた戦略的な意思決定を促進するものとなります。

`morningmate`について



『morningmate』はタスク管理やチーム単位での業務のコーディネートを行うためのオールインワン型のコラボレーションツールです。ユーザーはこのツールを利用することで、複雑な業務を簡素化し、リアルタイムでのコミュニケーションを図ることができます。これにより企業の業務は、より効率的に進められることが期待されています。

まとめ



Miroku Webcash Internationalの新体制は、MWIの成長を支えるだけでなく、MJSが提供する各種サービスの充実にも寄与することが見込まれています。今後の展開に注目が集まる中、その戦略がどのように実行されていくのか、引き続き注視したいところです。

会社情報

会社名
株式会社ミロク情報サービス
住所
東京都新宿区四谷4-29-1
電話番号
03-5361-6369

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