駿河湾で開催！持続可能な海洋経済の新たな展望を探るEXPO

駿河湾でブルーエコノミーの未来を描くEXPO

2024年7月、駿河湾を舞台に「BLUE ECONOMY EXPO @Suruga Bay」が開催されます。本イベントは、持続可能な海洋経済をテーマにしたもので、海に関するさまざまな取り組みや技術を紹介する場として注目を集めています。

イベントの概要

「BLUE ECONOMY EXPO」は、7月25日から29日までの5日間にわたり行われます。この期間中、海洋に関連する企業や研究機関、地域自治体などが一堂に会し、ブルーエコノミーの進展を図るための情報や知見を交換します。

海の未来会議

7月25日と26日には、国際会議「海の未来会議」がグランシップで開催されます。この会議には、日本国内外から海洋関連の専門家や企業が参加し、持続可能な海洋利用に向けたさまざまな事例や取り組みが発表される予定です。

基調講演には、アブドラ王立科学技術大学の特別栄誉教授であるカルロス・M・ドゥアルテ氏が登壇します。彼は、海洋生態系が炭素を吸収する現象を「ブルーカーボン」と命名したことで知られています。
また、セッションでは、海外のブルーエコノミーに関連する取り組みと日本の対応策についての議論が行われる予定です。

海のEXPO

続いて、7月28日と29日には「海のEXPO」が実施されます。この展示会では、海洋関連の企業やアカデミアが最新の研究や技術を紹介し、投資家との相互交流を図ります。出展団体はR6の46団体からR7では約70団体に拡大します。

出展者によるプレゼンテーションのほか、ブースやポスター展示を通じて、さまざまな先進的な取り組みが紹介されます。この場が新たなビジネスチャンスを生むきっかけとなることが期待されています。

地域の取り組みと意見交換

さらに、ローカルエリアネットワーク会議も開催され、各自治体の海洋に関する取り組みが紹介されます。地域の意見交換の場として、今後の施策や協力体制を築くための貴重な機会となるでしょう。

併催イベント

併催イベントとして「Ocean Biz 2025」が予定されており、水中ドローンなどの実演デモも行われます。これにより、一般の来場者も最先端の技術を直接体験できる貴重な機会となります。

参加方法

本EXPOは入場無料ですが、事前登録が必要です。来場登録の受付は公式サイトで2024年5月末頃から開始される予定です。また、展示会における出展団体も現在募集中です。詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。

公式サイト: BLUE ECONOMY EXPO

このEXPOを通じて、持続可能な海洋経済の促進と未来への展望が広がることを期待しています。