株式会社ライティング創、新たなビジョンを掲げる
照明器具メーカーの『株式会社ライティング創』が、2025年4月に新しいリブランディングを発表しました。これには、新たな企業ビジョン「建築とひとつになる光をつくる」の策定と、ブランドロゴの刷新が含まれています。このリブランディングは、同社が創業30周年を迎えるにあたり、企業の姿勢を改めて明確にすることを意図しています。
照明器具の重要性を再認識
近年、照明器具は単なる光源ではなく、ホテルや商業施設、住宅において空間を構成する重要な要素として認識されています。これに伴い、建築や空間にフィットする照明器具を求める声が高まり、特注対応やより繊細な調整が必要とされています。このような市場ニーズに応えるため、ライティング創は「必要とされている光をあるべきところにつくる」ことに専念してきたのです。
新たなビジョン「建築とひとつになる光をつくる」
リブランディングの一環として掲げられた新ビジョン「建築とひとつになる光をつくる」は、空間を「照らす」だけでなく、空間の価値を高める照明器具メーカーであることを意味します。この理念は、デザイナーや施主の想いに応える照明器具をつくることを重視しています。そして、その先には空間を訪れる人々に心地よい体験を提供するという目標があります。この姿勢は、長年にわたってライティング創が大切にしてきた信念でもあります。
コンセプト「Tailored Light」
新たに設定されたブランドコンセプト「Tailored Light」は、空間ごとに特別に設計された光を意味します。これは、光の広がり、色温度、明るさ、存在感など、すべてが空間の役割やデザインに合わせて繊細に調整されるべきだという認識から生まれたものです。これにより、照明器具が設計される際には、その場所に置かれる意義をしっかりと説明できることが求められます。
新しいロゴの意味
リブランディングの一環として、ライティング創は新しいロゴを策定しました。このロゴは、ビジョン「建築とひとつになる光をつくる」を視覚的に表現しています。深緑を基調としたカラーは、自然光の心地よさを象徴するだけでなく、成長や革新、環境との調和を示す色でもあります。また、全ての照明器具のLED化を進め、省エネルギーで高品質な光を追求するライティング創の姿勢とも共鳴しています。このロゴは単なるデザインではなく、社内外に自社のブランドの価値を示すシンボルとなります。
代表からのメッセージ
代表取締役社長の小瀬光年氏は「今回定めたビジョンとコンセプト、そしてロゴの刷新は、新たな出発のスタートラインです」と語ります。国内外における建築プロジェクトを視野に入れ、より多くの場面で「建築とひとつになる光」を届けるために、信頼されるブランドへと成長を続けていく計画です。
このリブランディングは、ライティング創にとって新たな挑戦の始まりであり、市場のニーズに応えるだけでなく、次の10年に向けた明確なビジョンを掲げています。これによって、社内外の関係者に対して強い思いを伝え、今後の進化が期待されます。リブランディングの詳細については、同社の公式noteにてさらに詳しい情報が発信されています。
企業情報
- - 企業名: 株式会社ライティング創
- - 代表者: 代表取締役社長 小瀬光年
- - 事業内容: 照明器具の提案、設計製造、販売および販売代理
- - 所在地: 〒105-0014 東京都港区芝3丁目15-15 櫻井ビル5階
- - 公式サイト: ライティング創