スマートラウンド証券の新体制
2025-04-21 10:25:01

スマートラウンド証券、非上場株式セカンダリープラットフォームへ向けた新体制を発表

スマートラウンド証券、非上場株式プラットフォームへ向けた新体制を整備



「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる」を企業理念に掲げる株式会社スマートラウンドは、未上場株式に焦点を当てたセカンダリープラットフォームの実現に向け、子会社「スマートラウンド証券」の経営体制を刷新したことを発表しました。この新体制は、信頼性を高めるために設立され、2025年に施行が予定されている金融商品取引法の改正に伴って業務を開始するための布石となるでしょう。

経営体制の概要


スマートラウンドは2025年3月に新たな発表を行い、未上場株式のためのセカンダリープラットフォーム構築を目指して子会社を設立するとともに、第一種金融商品取引業の登録に向けた準備を進めています。最近の変更として、新たに取締役会設置会社に移行し、新たな経営体制の下で活動を開始するとのことです。

新しい役員陣


新体制では、以下の3名が新たな役員として就任しました。
  • - 代表取締役社長: 加納 拓也
一橋大学法学部卒業後、シンプレクスやリクルートなど、大手企業での経験を経て2022年にスマートラウンドに加わり、プロダクト責任者として成長を牽引。

  • - 取締役COO: 辻 健佑
京都大学経済学部を卒業し、東京証券取引所での経験を持つ。スマートラウンドにおいても業務体制の構築に尽力する。

  • - 取締役CCO(チーフコンプライアンスオフィサー): 後藤 拓磨
南山大学人文学部を卒業後、野村證券でコンプライアンスを担当し、その後のキャリアでも新サービスの立ち上げや内部管理体制構築を行う。

今後の展開


スマートラウンド証券は、改正金融商品取引法の施行に向けて、非上場有価証券特例仲介等業務の登録手続きを進め、早期に業務を開始することを目指しています。特に提携先の野村ホールディングスや三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほフィナンシャルグループとの連携を深め、未上場株式のセカンダリープラットフォーム実現に向けての取り組みを強化していく予定です。

スマートラウンドのサービスについて


「smartround」は、スタートアップと投資家間のデータ共有を効率化するためのプラットフォームです。このサービスを利用することで、スタートアップは株主総会や資本政策などを円滑に進行でき、また投資家は投資先の管理を容易に行うことができます。現在、6,500社以上のスタートアップがこのプラットフォームを活用しており、70を超える組織が有料サービスを利用しています。

公益性の高い役割を果たすこの証券会社は、資本市場で重要な役割を果たすことが期待されています。スマートラウンド証券の新たなステップは、スタートアップにとって大きなチャンスをもたらすことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社スマートラウンド
住所
東京都千代田区丸の内1丁目6−5丸の内北口ビルディング9F
電話番号
03-4405-2042

トピックス(経済)

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