渋谷ホテル用地売却
2025-05-29 15:52:11

東京都渋谷区に新たなランドマーク誕生へ:霞ヶ関キャピタルがホテル開発用地を旭化成ホームズに売却、次なるステージへ

東京都渋谷区の中心地で、新たなホテルの誕生に向けた大きな動きが明らかになりました。不動産コンサルティングを専門とする霞ヶ関キャピタル株式会社が、同社が企画・ソーシングを進めてきた渋谷区内のホテル開発用地を、大手住宅メーカーである旭化成ホームズ株式会社へと売却しました。この取引は本日決済を迎え、プロジェクトは「開発フェーズ」へと本格的に移行したことを示しています。

霞ヶ関キャピタルは、今回の売却にとどまらず、引き続き本件開発において重要な役割を担います。旭化成ホームズからプロジェクトマネジメント業務を受託しており、企画段階から深く関与してきた知見とノウハウを活かし、ホテルの具体的な建設、開業に至るまでをサポートする予定です。これにより、単なる土地の売買で終わらず、両社の緊密な連携を通じて、渋谷の新たなランドマークとなるホテルの実現を目指す体制が整えられたと言えるでしょう。

渋谷区は、国内外からの観光客やビジネスパーソンにとって、常に高い需要を誇るエリアです。ファッション、カルチャー、エンターテインメントの中心地であり、再開発によってその魅力は一層高まっています。このような戦略的に重要な立地に新たなホテルが加わることは、地域の活性化はもちろんのこと、多様なニーズに応える宿泊施設の選択肢を増やし、渋谷の都市としての魅力をさらに向上させることに繋がります。

今回の取引価格については、両社間の守秘義務契約により公表されていません。しかし、霞ヶ関キャピタルは、この開発用地の売却による収益が、すでに2025年8月期の連結業績予想に織り込み済みであることを明らかにしています。売上は、売却決済が完了した時点で計上されており、同社の業績に与える影響は既に適切に反映されているとのことです。これは、同社の堅実な事業計画と、予測に基づいた財務戦略の一端を垣間見せるものです。

霞ヶ関キャピタルは、2011年9月に設立された不動産コンサルティング会社であり、東京都千代田区に本社を構えています。資本金は185億4083万円(資本準備金含む)、従業員数は295名(単独)と、着実に成長を遂げている企業です。同社の事業内容は、物流施設開発、ホテル開発、ヘルスケア施設開発、そして海外事業という多岐にわたる分野の不動産コンサルティングを柱としています。特に、ホテル開発においては、本件のような開発用地のソーシングから企画、そして売却後のマネジメントまで一貫して手掛けることで、専門性の高いサービスを提供しています。

今回の渋谷でのプロジェクトは、同社が持つ不動産開発における高い企画力と実行力を示す好例と言えるでしょう。単に土地を売却するだけでなく、その後の開発プロセスにも継続して関与することで、プロジェクト全体の成功にコミットする姿勢が明確に打ち出されています。今後、渋谷に誕生する新たなホテルの具体的な姿や、それが地域に与える影響について、大きな期待が寄せられています。両社の協業が、渋谷の未来にどのような価値をもたらすのか、その動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
霞ヶ関キャピタル株式会社
住所
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号霞が関コモンゲート西館22階
電話番号
03-5510-7651

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