業界初の連携が実現した経費精算の新時代
日本のフィンテック業界で話題を呼んでいるのが、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社のクラウド型経費精算システム「経費BANK」です。このシステムは、企業の経理業務を大幅に効率化するために設計されており、今般は新たに「LINE WORKS」との連携機能オプションを提供開始することを発表しました。これにより、経理担当者は業務の流れが一層スムーズになると期待されています。
LINE WORKSとの連携で業務が効率化
「経費BANK」と「LINE WORKS」の連携が実現することで、経理業務の現場に新たな風が吹き込まれます。2025年4月中旬から導入予定のこの新機能により、経費申請の通知をLINE WORKS上でリアルタイムに受信できるようになります。これにより、メールの確認漏れを防ぎ、迅速に承認作業を行うことが可能になります。
フェーズ1とフェーズ2の機能拡充
今回の連携は「フェーズ1」として4月からの提供開始が決定しており、次に控える「フェーズ2」ではさらに豊富な機能が追加される予定です。
- - フェーズ1(2025年4月17日実装予定) では、
1. 通知機能:経費BANK内の各処理時にLINE WORKSへの通知を実施。
2. 添付ファイル確認機能:申請時に添付された書類の確認。
3. 承認機能:LINE WORKS上での通知から直ちに承認処理を実施。
- - フェーズ2(2025年9月以降実装予定) では、
1. 経費申請機能:領収書を撮影しLINE WORKSから直接申請できる機能。
2. 承認機能のバージョンアップ:未承認通知の一覧表示を追加。
これらの機能が加わることで、経費精算業務がさらにシンプルに、そして迅速に進行することでしょう。
OBCからのエンドースメント
また、株式会社オービックビジネスコンサルタントからもこの連携機能の提供に対する期待が寄せられています。同社は、「経費BANK」と「LINE WORKS」の連携によって、経理業務をより効率的に行える環境が整うと論じています。
経費BANKのさらなる魅力
「経費BANK」は、スマートフォンやタブレットを通じて、いつでもどこでも経費の申請や承認が可能なシステムです。取引先への支払依頼や支払予定の管理、経費分析、会計仕訳データの作成など、経理業務を包括的に支援します。さらに、AI-OCRオプションによって、手入力なしでのデータ入力が実現し、業務のさらなる効率化が図れるのもポイントです。
メーカーが用意した詳細は、公式サービスサイトで確認できます。このように、SBIビジネス・ソリューションズは経理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるべく、新たな機能の開発と導入を行い続けています。これにより、ユーザー企業は経理機能の強化を図ることができ、さらなる成長を目指せるでしょう。
会社概要および連絡先
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は、1989年に設立。東京都港区に本社を置き、バックオフィス支援サービスを提供しています。今後も企業のニーズと真摯に向き合い、経理業務の効率化を図ることで、経営課題の解決を目指してまいります。