医療崩壊回避へ
2020-10-15 10:03:01
AI活用で新型コロナ医療崩壊を回避する取り組み
新型コロナ感染症から地域医療を救う『COVID-19 ResQ』
2020年10月9日、三井住友海上火災保険株式会社にて開催された「地方創生取組研修会」では、アドダイスの代表取締役CEO伊東大輔氏が登壇し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による医療崩壊を回避するためのAI活用による医療連携システム『COVID-19 ResQ』の概要を発表しました。この取り組みは、地域医療が脆弱な地方都市において、迅速かつ的確な医療サービスを提供することを目的としています。
地方医療の現状とAIの役割
新型コロナウイルスは全世界的に広がり、多くの国や地域で医療崩壊を引き起こしました。特に大都市に比べ医療資源が限られた地方都市では、感染者が急増した際の病院のキャパシティや、人員の確保が大きな問題となっています。
『COVID-19 ResQ』は、発熱外来の初動時におけるAIによるトリアージ支援や、バイタルデータの遠隔観察サービスを通じて、患者の健康状態をリアルタイムで把握するシステムです。さらに、高齢者の見守り、クラスター発生時の健康状態把握と管理、患者収容施設・避難所での健康管理を行う機能も搭載されており、地域医療の質を向上させることに寄与します。
地域との連携と反響
三井住友海上は、100を超える自治体と連携協定を締結し、地域の活性化や地方創生を進めています。このような背景の中、研修会はオンラインで行われ、全国の自治体を担う社員に対して、AIがもたらす利便性や効果について理解を深める貴重な機会となりました。
参加者からは、アドダイスが提供する『COVID-19 ResQ』の医療的側面からの地方創生ソリューションに対し、高い評価が寄せられました。特に、地域特有の医療課題に対する具体的な解決策が提示されたことで、各自治体の関心が一層高まりました。
先進技術と未来へのビジョン
アドダイスは、今後もこのプロジェクトに賛同する企業や自治体と連携し、データ解析やリスク分析を通じて地域の医療体制を強化し、医療崩壊を回避するための全力で取り組んでいく考えです。彼らの目指す「人工生命時代の豊かな社会の創造」を実現するため、地域医療とテクノロジーの融合を推進しています。
特許技術を持つアドダイスは、製造業から病理診断分野に至るまで、さまざまな業界でのAI導入を進めています。今後のさらなる発展と地域社会への貢献が期待されます。
このように、地域医療の拡充と医療崩壊防止に向けた取り組みは、今後の日本の医療システムにおいて重要な役割を果たすでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社アドダイス
- 住所
- 東京都台東区上野5丁目4番2号IT秋葉原ビル1階
- 電話番号
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