四国のサンショウウオ展が四国水族館で開催
四国水族館では、2024年12月24日から2025年2月28日まで「四国のサンショウウオ展」が行われます。この特別展は、香川県で見られるサンショウウオに焦点を当て、セトウチサンショウウオとトサシミズサンショウウオを展示します。科学的価値や生態系の重要性を感じさせるプログラムが盛りだくさんです。
展示内容
本企画展では、初めて四国水族館に展示されるセトウチサンショウウオが目玉です。これは、香川県立五色台少年自然センターや環境省四国事務所の協力を得て実現しました。同展示センターの飼育個体がここで出張展示されます。このセトウチサンショウウオは、すでに絶滅危惧Ⅱ類に categorization されており、その存在意義がますます注目されています。
トサシミズサンショウウオも紹介され、この種は高知県土佐清水市のみに生息し、天然記念物にも指定されています。サンショウウオの独特な生態や習性を学ぶことで、訪問者は自然環境の大切さについて再認識することができるでしょう。
ゲリラ解説の実施
また、特別展の期間中には、香川県立五色台少年自然センターからの専門家による「ゲリラ解説」も行われる予定です。サンショウウオに関する知識を深める良い機会になりそうです。具体的な日時については、公式のウェブサイトやSNSで随時お知らせしますので、ぜひ注目してください。
四国水族館の魅力
四国水族館は、2020年に香川県宇多津町にオープンし、約400種の生物を収容している、四国文化に根ざした水族館です。「四国水景」をテーマにした展示は、地域の自然や環境に対する新たな視点を提供します。シーズンごとに変わる生き物たちの姿を楽しむことができ、訪れる人々は四国ならではの水の魅力を再発見できるでしょう。
四国水族館へのアクセスはJR宇多津駅から約1km、徒歩12分程度です。駐車場も完備されており、坂出I.Cから車での訪問も容易です。入館料金は大人2,400円、小中学生1,300円、幼児600円とリーズナブルで、家族で楽しむことができます。
この冬、四国水族館でサンショウウオの奥深い世界を探求し、自然保護について共に考える貴重な時間を過ごしてみませんか。愛らしいサンショウウオの姿に癒されながら、彼らを守るために何ができるのか、一緒に考えるきっかけを得られる機会です。