27卒学生の就活実態
2025-10-29 10:34:44

27卒大学生のオープンカンパニー参加実態と就活動向に迫る

27卒学生の就活動向:オープンカンパニーの参加実態



株式会社ベネッセホールディングスとパーソルキャリアの合弁会社である株式会社ベネッセ i-キャリアが運営する新卒オファーサービス「dodaキャンパス」が、27卒現役大学3年生と修士1年生を対象に実施した調査結果を発表しました。この調査では、今夏のインターンシップやオープンカンパニーへの参加状況が焦点となっており、興味深い結果が明らかになっています。

オープンカンパニー参加者は約9割



調査によると、27卒学生の89.1%が今年のオープンカンパニーに参加したとのことです。この数値は昨年の26卒生と比較して2.6ポイントの上昇を見せています。一方、インターンシップに参加した学生の割合は38.2%で、前年度と比べると微増していますが、応募の結果参加できなかった学生が全体の約4割に及ぶことも指摘されています。

特に「応募したものの参加できなかった」という意向を持つ学生が存在することから、就活への関心は高まっている一方で、競争が厳しくなっていることを示唆しています。

企業理解が進むオープンカンパニー



参加した学生が「インターンシップやオープンカンパニーに参加して良かった」と感じた理由の一位は「志望企業のことが理解できた(43.3%)」というものでした。2位には「志望企業が明確になった(38.5%)」が続き、企業に対する理解が就活の有意義な要素となっていることが浮き彫りになっています。

選考進行数が増加



インターンシップやオープンカンパニーに参加した企業の選考に進む意向に関しては、「5社以上」とした学生の割合が上昇し、選考を予定している企業数も昨年より増加しています。参加企業数を厳選しながらも、参加した企業の中で特に気に入った企業について選考を進む流れが強まっています。このことは、夏のインターンシップを通じて企業理解が進んだ結果として、学生たちが自分に合った企業を見極めつつあることを示しています。

就活終了希望時期の変化



就活を終えたい時期については、昨年同様に「25年12月まで」と「26年4月まで(大学4年の4月)」の期間に対し、41.8%の学生が意向を示しています。この時期に合わせて、企業は学生との接点を持つことが求められ、早期の選考情報の提供が重要視されるでしょう。

今後の動向に注目



以上の結果を受けて、今後の就活シーズンにおける動向はますます注目されるところです。インターンシップ・オープンカンパニーの参加による企業理解の進展は、企業選考において非常に重要な要素となるでしょう。学生たちが自らの人生をどのようにデザインしていくのか、今後の動向が楽しみです。

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この調査は、「dodaキャンパス」に登録している学生を対象に行われ、参加者から得られたデータを通じて、学生たちの就活活動のリアルを掘り下げています。今後も企業や学生の需要に応じた情報提供が重要な役割を果たすことでしょう。


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