新製品「グリッツガード」が太陽光発電所を守る
株式会社GRITZは、太陽光発電所におけるケーブル盗難を防ぐための新製品「グリッツガード」を開発しました。本製品は2024年8月から、同社が開発する全ての太陽光発電所に導入される予定です。
「グリッツガード」の特長
「グリッツガード」は、引込柱周辺を高さ3メートルのフェンスで覆うことにより、外部からの侵入を防ぎます。この独自の方法により、ケーブルへのアクセスを厳しく制限し、視覚的にも盗難のリスクを感じさせる効果があります。特に、昨今の増加する銅線ケーブルの盗難に対処するために設計されています。
盗難問題の背景
近年、太陽光発電所における銅線ケーブルの盗難は深刻な社会問題となっており、これにより発電所の運営者は経済的負担を強いられています。太陽光発電の安定供給が損なわれるだけでなく、資産となる発電所を守るためのコストも増加してしまうのです。保険料の値上げやセキュリティ対策の強化は、結果的に再生可能エネルギーの普及を妨げる要因ともなりかねません。
茨城県警の統計によると、2023年度の全国での金属盗難は前年を57%上回り、特に茨城県は驚くべき77%増を記録しています。このような状況で、北関東で非FITの太陽光発電所を数多く開発してきた株式会社GRITZも、過去に数度の盗難被害に直面しています。
開発の経緯と目指す未来
「グリッツガード」の開発は、こうした背景から生まれました。社会的な問題解決に向け、我々は引き続き安全・安心・安定といったエネルギー供給が望める太陽光発電所の開発に力を入れています。持続可能なエネルギー社会を実現するためには、こうした新たな対策が必要不可欠であると考えています。
株式会社GRITZの紹介
株式会社GRITZは、太陽光発電所の開発事業を展開しており、「持続可能なエネルギーで成長できる社会を実現する」という理念の下で活動しています。
本社は東京都新宿区に位置し、資本金は1,000万円です。ミッションに基づいて安定したエネルギー供給を目指し、再生可能エネルギーの普及に寄与していく所存です。今後も「グリッツガード」を通じて、太陽光発電所の盗難問題を解決し、より良い未来を築いていくことが期待されます。
詳細については、
公式HPや
メディアをご覧ください。