新しい豊かさを考える企画「SIGNAL読書会」
社会課題に関するディスカッションや意見交換を通じて、新たな価値が生まれる場所「SIGNAL」の読書会が開催されます。特に第5回目の読書会では、ジョン・バージャーの名作『第七の男』をテーマに、多様な角度から探求します。この取り組みは、株式会社SIGNINGが支援し、虎ノ門を拠点に新たなコミュニティ形成を目指しています。
シグナル読書会の目的
「SIGNAL」は、東京・虎ノ門の再開発地域に位置するソーシャルイシューギャラリーです。ここでは、「私たちの経済」に視点を当て、参加者同士が持つ知識やアイデアを共有し合う場を提供します。読書会を通じて、それぞれの「Give」が循環し、新しい経済圏が築かれることを目指しています。
開催イベントの詳細
読書会のタイムスケジュール
以下のイベントが予定されています:
開催日時: 9月11日(木)8:00-9:00
内容: 書籍の内容についての意見交換やディスカッション
ファシリテーター: 寺前慎太郎(SIGNING)
参加者は各自で書籍を購入し、読了済みの状態で参加することが求められます。
開催日時: 9月18日(木)18:00-20:30
登壇者: 若林恵(黒鳥社)、金聖源(BABELO)
セッションでは翻訳者を招き、質疑応答や講演を行います。
書籍『第七の男』の紹介
『第七の男』はジョン・バージャーが1975年に発表した作品で、欧州の移民労働者について語るノンフィクションです。バージャーは、社会問題を独自の視点で描き出し、文章と写真によって移民問題の核心に迫っています。本書は現代においても多くの読者にとって参加する意義を持つとされています。美しき“告発の書”として多くの人々に影響を与え続けています。
作者ジョン・バージャーの功績
ジョン・バージャーは、批評家や画家としても名を馳せた作家です。彼は「Ways of Seeing」というTV番組と同名の書籍で広く知られ、アートと文化理論への理解を深めるきっかけを提供しました。1972年にはブッカー賞を受賞し、その独自視点は現代にも影響を及ぼしています。
参加費や申し込み方法
参加は無料ですが、カフェメニューを利用する際は別途費用がかかります。興味のある方は、Googleフォームからの事前申し込みが必要です。定員は20名で、応募者が多い場合は抽選が行われます。
結論
「SIGNAL読書会」は、ただの読書会にとどまらず、社会課題についての意識を高める貴重な機会です。ジョン・バージャーの名著『第七の男』を通じ、参加者は新しい視点を得し、コミュニティとしての絆を深めることができます。この機会に参加し、新しい豊かさとは何かを一緒に考えてみませんか?