新サービス『ミツモリくん』で店舗工事費の見直しを実現

新しい店舗工事のサポートサービス

新たに登場した無料見積り診断サービス『ミツモリくん』は、店舗オーナーや経営者にとって非常に有用なツールとなることが期待されています。株式会社不動産総合研究所が開発したこのサービスは、店舗の新規出店やリニューアル時にかかる工事費を適正化するためのものです。特に、店舗ビジネスでは工事費が家賃や人件費に次ぐ大きなコストになるため、その見積もりが透明で妥当でなければ、経営に深刻な影響を与えることもあります。

『ミツモリくん』の開発背景

同社は、店舗オーナーや多店舗展開を行う企業に対してヒアリングを行った結果、多くのオーナーが見積書の内容が不明瞭であると感じていることを明らかにしました。たとえば、見積書には専門的な用語や「一式」という表現が多く、実際にどこが高いのか、または何が含まれているのかを理解するのが困難な状況です。こうした課題を解決するために、『ミツモリくん』が開発されました。

見積もりの透明化

『ミツモリくん』は、店舗オーナーが内装や設備工事の見積もりをLINEやメールで送るだけで、専門のスタッフが無料で診断を行います。見積もりの内容を「工事範囲 × 数量 × 単価」に整理し、相場と比較することで、割高な項目や必要以上の工事を特定。これにより、オーナーが金額の妥当性を判断できる状態を構築します。さらには、削減が可能な項目についても具体的な数値を示し、アドバイスを提供します。

サービスの主な特徴

1. 見積書の可視化
見積書の内訳を、どこにいくらかかっているのかを明確に表示します。例えば、相場よりも高額な項目や重複している内容、見直しが可能な部分を具体的に指摘します。

2. 工事費のセカンドオピニオン
初回の見積もりで「この金額で発注していいか」を確認する仕組みが整っています。同サービスを利用することで、専門用語に詳しくないオーナーでも、適正価格かどうかを判断しやすくなります。

3. 施工までの一括サポートも
診断のみならず、施工企業の選定や交渉、現場管理も対応。複数店舗を運営する企業向けに、年間の工事費や修繕費を見直す際にも役立ちます。

利用までの流れ

『ミツモリくん』を利用するには、まず公式LINEを友だち追加し、店舗名と工事予定内容を入力して見積書を送信します。数営業日内に、LINE上で診断結果が届く仕組みです。メールでの受付も可能で、便利な手段が提供されています。

代表の見解

株式会社不動産総合研究所の永見日菜子代表は、「店舗オーナーからは見積書の不明瞭さについて多くの意見をいただいています。工事費は固定費であり、一度決まってしまうとなかなか変更が難しいため、『ミツモリくん』を通じてコストを抑え、次のビジネス展開に投資できる余裕を生み出してほしい」と語ります。

この新サービスにより、店舗オーナーはコストを効率的に管理し、経営の改善が期待できるでしょう。今後、は首都圏を中心に更なる展開が予定されており、多くの店舗オーナーにとって役立つサービスになることが期待されます。