2025年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式と表彰式
2025年9月2日、上月財団はコナミクリエイティブセンター銀座 esports 銀座 studioにて、2025年度「上月スポーツ選手支援事業」の認定式や「上月スポーツ賞」の表彰式を行いました。この式は、未来のスポーツ選手や指導者の育成を支援する重要なもので、特に今後の活躍が期待されるアスリートに焦点を当てています。
上月財団の理念
上月財団は1982年に設立され、「日本の将来は教育にあり」という理念の下、若者たちのスポーツや教育、文化の振興に寄与してきました。これまでに多くのアスリートがこの財団からの支援を受け、未来の競技シーンでの成功を目指して努力しています。
認定式の様子
認定式は村田哲也常務理事の挨拶から始まり、スポーツ庁の籾井圭子審議官や日本スポーツ協会の森岡裕策専務理事からもご挨拶をいただきました。その後、村田常務理事が次世代アスリート74名に認定書を授与しました。今回認定された選手たちは水泳、体操、柔道、スキー、スケートなど多方面にわたる18競技の中から選ばれました。
支援対象者の一人、比嘉歩選手(ウエイトリフティング)は、自身の誓いの言葉を述べ、今後の活躍への意気込みを示しました。彼女のような次世代のアスリートたちが、安心してスポーツに取り組む環境を提供することがこの支援事業の大きな目的となっています。
上月スポーツ賞の授与
続いて行われた「上月スポーツ賞」の表彰式では、世界的な競技大会で素晴らしい成果を上げたアスリートたちに対し、その栄誉を称えました。2003年度からの表彰制度では、既に多くの著名な選手が受賞しており、今回は新たに以下の選手が受賞しました:
- - 梶本 一花(女子オープンウォータースイミング)
- - 村尾 三四郎(男子柔道90㎏級)
- - 葛西 優奈(女子スキー/ノルディックコンバインド)
- - 中田 璃士(男子フィギュアスケート)
- - 山田 優(男子フェンシング団体)
これらの受賞者は、選考委員会によって厳正に選定され、受賞者を代表して村尾選手と葛西選手が登壇。彼らは、獲得したメダルの報告をし、応援してくれた全ての人々への感謝を述べました。
講演会の開催
また、過去の受賞者である寺川綾さんによる講演も行われ、彼女の現役時代の経験や引退後の活動についての貴重な話がありました。寺川さんは、未来のアスリートたちに向けて励ましの言葉を贈り、スポーツの道を追求する重要性を強調しました。
今後の展望
上月財団は、今後も未来を担うアスリートたちを支援するため、各種事業を展開していきます。支援金は高校生・大学生には年間120万円、小学生・中学生には年間90万円が助成され、多くのアスリートが安心して競技に専念できるよう endeavors に努めています。2025年度の「上月スポーツ選手支援事業」は引き続き、若き才能の発掘と育成を目指します。上月財団の今後の活動に、さらなる期待が寄せられています。
一般財団法人 上月財団の詳細については、公式ウェブサイトでご確認ください:
上月財団