RD20東京シンポジウム
2024-10-04 11:57:52

次世代クリーンエネルギー技術の未来を探るRD20東京シンポジウム2024

2024年10月11日に、東京で「RD20東京シンポジウム2024」が開催される。このイベントは、国立研究開発法人産業技術総合研究所が主催し、クリーンエネルギー技術の最前線について国内外の研究者や産業界のリーダーが集まり、意見交換や最新の研究成果を披露する場となる。

このシンポジウムは、国際的な研究開発の枠組みである「RD20: Research and Development 20 for clean energy technologies」の一環であり、経済産業省が主催する東京GXウィークと連動して行われることから、多くの注目を集めている。RD20は、G20各国の主要な研究機関が集まり、カーボンニュートラルの実現に向けた共同研究を進めるイニシアティブとして2019年に発足した。

シンポジウムでは、海外からのゲストスピーカーによる講演が行われる。インドのTERI(エネルギー資源研究所)やドイツのフラウンホーファーISEなどが登壇し、バイオ燃料戦略や太陽光発電技術、水素の国際標準についての取り組みを紹介する予定だ。日本からは、ノーベル賞受賞者の吉野彰博士や豊田中央研究所の志満津孝氏がスピーカーとして参加し、それぞれの視点から最新の研究成果を発表する。

また、九州大学の石原達己教授、名古屋大学の川尻喜章教授、産総研の橋本潤博士や望月剛久博士も登壇し、各研究機関における国際連携の取り組みを紹介する。講演終了後には、参加者同士の技術交流の場として、水素研究やエネルギーシステム、新素材などに関するポスターセッションも行われる。

さらなる情報として、今回のシンポジウムが新しいアイデアと共同の努力によって未知なる答えを導くことを期待している姿が、しっかりとしたキービジュアルで表現されているのも注目に値する。

シンポジウムは、イイノカンファレンスセンター(東京都千代田区)で10時から18時まで開催される。参加者は会場に足を運ぶことはもちろん、オンラインでも聴講が可能であり、日英同時通訳も用意されているため、国際的な参加者も積極的に関与できる環境が整っている。

参加登録はRD20公式ウェブサイトから可能で、情報が必要な方は、事務局まで問い合わせができる。技術交流や研究成果の講演は、今後のクリーンエネルギー技術の進展に向けた貴重な機会になるだろう。参加を通じて新しい知見を得るとともに、国際的なネットワークを広げる良い機会となるに違いない。


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